アルケミスト双書 闇の西洋絵画史 8<br> 闇の西洋絵画史〈8〉聖獣

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アルケミスト双書 闇の西洋絵画史 8
闇の西洋絵画史〈8〉聖獣

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  • サイズ A5判/ページ数 64p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422701387
  • NDC分類 723
  • Cコード C0371

出版社内容情報

第2期【白の闇】篇刊行。
堂々のシリーズ完結!
大好評シリーズ「アルケミスト双書」、
『闇の西洋絵画史』篇、全10巻がついに完成!!
西洋美術の「闇」の側面を浮かび上がらせる、
妖しくも美しい西洋絵画史シリーズ(フルカラー)。

著者は編集者で評論家の〈山田五郎〉。


■著者・山田五郎より
西洋絵画には、
教科書には載せられない「影の名画」もあれば、
逆によく見る名画に「影の意味」が
隠されていることもあります。けれども、
今日の感覚では不健全と思える表現や寓意も、
描かれた背景を知れば納得でき、
見え方が変わってくるはずです。
西洋絵画の本質は、
その最大の特徴である陰影法と同様に、
光のあたる表面だけではなく
闇の側面も見ることで、はじめて立体的に
浮かび上がってくるのではないでしょうか。


■本シリーズの特徴
・1冊1テーマを詳説
・類をみないユニークな切り口
・1冊あたり約70作品を掲載
・コンパクトで瀟洒な造本
・本物の美術の教養に
・ゲームや漫画他、創作のための資料としても


■シリーズ
*第2期:【白の闇】篇
〈6〉天使
〈7〉美童
〈8〉聖獣
〈9〉楼閣
〈10〉殉教

*第1期:【黒の闇】篇
〈1〉悪魔
〈2〉魔性
〈3〉怪物
〈4〉髑髏
〈5〉横死


■まえがき(〈8〉聖獣)
聖獣には、大きく分けて2種類あります。
ひとつはユニコーンやグリフィンなど
空想上の動物で、人に恵みをもたらすもの。
中国の麒麟や鳳凰と同じ「瑞獣」です。
同じ架空の生き物でも、人に害をなすものは、
怪物や悪魔の範疇に入れられます。
もうひとつは、羊や鹿など実在の動物で、
ギリシャ神話の神々の使いや
キリスト教の聖人の象徴とされるもの。
日本の山王神に対する猿や
稲荷神に対する狐と同じ「神使」です。
いずれも歴史画や宗教画において
登場人物が誰であるかを示す「アトリビュート(持物)」
として描かれることが多いので、
聖獣への理解を深めておくと、
西洋古典絵画の解読に役立ちます。

内容説明

神に仕え、人に寄り添う動物たち。珠玉の名画が誘う、西洋絵画の「闇」の世界。

目次

1 伝説の聖獣(ユニコーン;ペガソス;グリフィン;ヒッポグリフ;ヒッポカムポス;ウロボロス;フェニックス)
2 空の聖獣(鳩;白鳥;ペリカン;鷲;孔雀;雄鶏;梟;鶸;大鴉)
3 地の聖獣(小羊;鹿;ライオン;豹;牛;馬;驢馬;豚;狼;犬;白貂;兎)
4 水の聖獣(魚;鯨;海豚)

著者等紹介

山田五郎[ヤマダゴロウ]
1958年、東京都生まれ。編集者・評論家。東京国立博物館評議員。AHS(英国古時計協会)会員。上智大学文学部在学中にオーストリア・ザルツブルク大学に1年間遊学し、西洋美術史を学ぶ。卒業後、講談社に入社。『Hot‐Dog PRESS』編集長、総合編纂局担当部長等を経てフリーに。現在は時計、西洋美術、街づくりなど幅広い分野で講演、執筆活動を続けている。テレビ・ラジオの出演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

168
第三弾『聖獣』です。ユニコーン等想像上の聖獣だけかと思いきや、普通に犬等も含まれています(笑) https://www.sogensha.co.jp/special/yaminoseiyokaigashi/2022/01/24

アキ

92
聖獣には2種類あり、ユニコーンなどの空想上の「瑞獣」とギリシャ神話やキリスト教の聖人の象徴の「神使」である。西洋絵画でアトリビュートとしてよく描かれるが、本書の約70点の作品は著者のコメントで更に楽しめる。レオナルド・ダ・ヴィンチ「白貂を抱く貴婦人」白貂は純潔の象徴だが、ミラノ公の愛人に抱かせたのは皮肉だったのかも。豚は不浄や貪欲と負のイメージがある一方多産の象徴としてドイツ語圏では幸運のシンボル。ライオンは聖人マルコと彼を守護聖人とするヴェネツィアの街の象徴。サンマルコ広場の塔の上から街を睥睨している。2022/05/03

Nat

45
図書館本。様々な聖獣が登場。ヒッポグリフ、馬とその捕食者のグリフィンから生まれたってそれは確かにあり得ないものの比喩だよね。どこでどうしたら生まれるものやら。ペガサスとキャラがかぶるというのも納得。おわりにの山田五郎さんの文章がなかなか良い。聖と魔、光と闇は表裏一体。どちらと見るかは人の心次第。私も心がけていきたい。2022/12/28

miho

16
【2022-103】【図】聖獣には大きく分けて2種類ある。ひとつはユニコーンなど空想上の動物(瑞獣)。もうひとつは羊や鹿など実在の動物で、神話の神々の使いや聖人の象徴とされるもの(神使)。いずれもアトリビュートとして描かれることも多い。伝説の聖獣といえば、ユニコーンくらいしか思いつかなかったが、他にもペガソス(ポセイドンとの子を孕んだメドューサの首を、ペルセウスがはねたときに噴き出した血から産まれた有翼馬)、グリフィン(上半身が鷲、下半身が獅子で古代ペルシャの起源といわれる)、ピッポグリフなどがある。2022/10/30

ガットウ

15
★★★★4.0点。やはり聖獣といえば、キリスト教よりギリシア神話のイメージ!2024/03/09

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