文楽・六代豊竹呂太夫 五感のかなたへ

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文楽・六代豊竹呂太夫 五感のかなたへ

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422701127
  • NDC分類 777.1
  • Cコード C0074

出版社内容情報

本書は、多彩な活躍を見せる六代豊竹呂太夫へのインタビューを軸に国文学者片山剛が解説を加え、明治?平成の文楽を浮き彫りにする。2017年4月に襲名する六代豊竹呂太夫(文楽)。人間国宝であった祖父・豊竹若太夫の血と師匠竹本越路太夫の芸を受け継いだ70歳。長く厳しい修業が必要な文楽・太夫の中核として活躍するばかりでなく、新作や他分野とのコラボレーションにも意欲を見せる。本書は呂太夫のインタビューを軸に国文学者片山剛が解説を加え、明治?平成の文楽を浮き彫りにする。詳しい注釈や読みがなを付し、初心者に読みやすく通にも嬉しい一冊。

口上(六代 豊竹呂太夫)

【大 序】徳島と十代豊竹若太夫
【序 切】東京のエトランゼ
【二段目】大阪への回帰
【三段目】艱難から希望へ
【四段目】道行/花房開く
【大 詰】六代 豊竹呂太夫

年譜

止め柝(片山 剛)

索引

六代 豊竹 呂太夫[ロクダイ トヨタケ ロダユウ]
六代 豊竹呂太夫(ろくだい・とよたけ・ろだゆう)
本名 林雄治。1947年大阪府岸和田市生まれ。1967年に三代竹本春子太夫に入門、祖父豊竹若太夫(人間国宝)の幼名三代豊竹英太夫を名乗る。1969年、四代竹本越路太夫に入門。1978年文楽協会賞、1994年国立劇場文楽奨励賞、2003年国立劇場文楽優秀賞を受賞。文楽本公演以外に、「ゴスペル・イン・文楽」の創作、現代詩や落語等他ジャンルとのコラボレーション公演も手がける。2017年4月、六代豊竹呂太夫を襲名。

片山 剛[カタヤマ タケシ]
片山剛(かたやま・たけし)
大学教員として平安時代文学を専攻する傍ら、『上方芸能』で文楽評を担当(2000年?2015年)。創作浄瑠璃作品に『名月乗桂木』(浄るりシアター戯曲賞)、短編の『送り拍子木』『落葉なき椎』など。そのほか、幼稚園児のための文楽人形劇も制作。

目次

大序 徳島と十代豊竹若太夫
序切 東京のエトランゼ
二段目 大阪への回帰
三段目 艱難から希望へ
四段目(道行;花房開く)
大詰 六代豊竹呂太夫

著者等紹介

豊竹呂太夫[トヨタケロダユウ]
本名、林雄治。昭和22年大阪府岸和田市生まれ。昭和42年に三代竹本春子太夫に入門、祖父豊竹若太夫(人間国宝)の幼名三代豊竹英太夫を名乗る。昭和44年、四代竹本越路太夫に入門。昭和53年文楽協会賞、平成6年国立劇場文楽奨励賞、平成15年国立劇場文楽優秀賞を受賞。文楽本公演以外に、「ゴスペル・イン・文楽」の創作、現代詩や落語等他ジャンルとのコラボレーション公演も手がける。平成29年4月、六代豊竹呂太夫を襲名

片山剛[カタヤマタケシ]
大学教員として平安時代文学を専攻する傍ら、『上方芸能』で文楽評を担当(平成12~27年)。創作浄瑠璃作品に『名月乗桂木』(浄るりシアター戯曲賞)、幼稚園児のための文楽人形劇も制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tom

13
文楽は、かなりしつこく見ています。そして、たぶん2月ころに襲名した呂太夫さんの本ということで、図書館から入手。この本、彼の生まれる前から現在まで、そしてこれからの展望を語る本。面白いと思ったのは、登場する同僚は、お友達ばかりということ。私が注目しているあの人、すごいなあと思っているあの人、そいういった人は登場しない。そして、こいつはアホだと思っている、あの方が2回も登場。この類の本は、あらぬ事は書けない仲間内本だと思った次第。期待していたところとは、かなり違う本でした。残念本。2017/06/02

びぃごろ

11
英大夫改め六代呂太夫襲名おめでとうございます。今迄あまり目立った印象がなかったのですが、この本で人となりを知り次回公演が楽しみになりました。2017/06/27

鷹ぼん

3
先日、六代豊竹呂太夫の襲名披露を見てきた。正直なところ、好きでも嫌いでもない太夫さんだったので、その日はまだこの本を読み始めて数ページの時点だったので、襲名狂言で感じたのも「襲名しても急には変わらんよな、そらそうや」というものだったが、ページが進むにつれて、逆に「自分は今まで呂太夫の何を聴いてきたのか」と、自分の浄瑠璃を聴く耳を恥ずかしく思うばかりであった。呂太夫の語りのみならず、生き方や人間的な魅力があふれる本書は、文楽ファンでなくても読んで「なるほど」の一冊である。ぜひ、ご一読を!2017/04/11

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