出版社内容情報
【解説】
イギリスのリバティ百貨店の製品は,世界中の人々に愛されつづけている。イギリスの財産とみなされるほどの「リバティ」製品の秘密を探り,リバティの活動の軌跡をたどる。
目次
第1章 「文化資本」としての「デザイン」(ピエール・ブルデューの提示する概念)
第2章 「リバティ」と装飾芸術運動(芸術運動と流行のリーダー;19世紀後半における「装飾芸術」の状況―製品とデザインの関係;「アーツ・アンド・クラフツ運動」とリバティ ほか)
第3章 展覧会・博覧会とジャポニスム(商品展示の場としての展覧会・博覧会;「第一回ロンドン万国博覧会」開催まで;「第一回ロンドン万国博覧会」 ほか)
第4章 リバティの歴史と業績(アーサー・リバティ;アーサー・リバティの徒弟時代;「ファーマー・アンド・ロジャーズ」商会 ほか)