星海社FICTIONS<br> パンドラブレイン―亜魂島殺人(格)事件

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星海社FICTIONS
パンドラブレイン―亜魂島殺人(格)事件

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784065386514
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

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「理解しろ、名探偵。密室で生まれし者は、密室で死ぬべきなのだ」

非陳述獲得形質高次移植技術・Pandora‐Brain(パンドラブレイン)。
他人の人格を上書きし、まったく別の人間にしてしまう禁忌の技術の実用化に、天才・紅澄千代(くずみ・ちよ)博士は成功した。

名探偵・霧悠冬真(きりゆう・とうま)と史上最悪の連続密室殺人鬼・O(オー)の対決「亜魂島(あこんとう)連続殺人事件」から3年後ーー茂由良伊月(もゆら・いつき)たちミステリ研究会メンバーを中心とした大学生5名は、亜魂島を訪れる。
過去の事件の考察を楽しんでいた一同を島の紅澄脳科学研究所で待ち受けていたのは、密室で首を切断された死体だった。

クローズド・サークルと化した亜魂島での過去と現在が繋がったとき、驚愕の真相が浮上するーー
災厄(パンドラ)から希望(未来)を掴む、「孤島」×「密室」×「別人格」の青春本格ミステリ。

内容説明

非陳述獲得形質高次移植技術・Pandora‐Brain。他人の人格を上書きし、まったく別の人間にしてしまう禁忌の技術の実用化に、天才・紅澄千代博士は成功した。名探偵・霧悠冬真と史上最悪の連続密室殺人鬼・Oの対決「亜魂島連続殺人事件」から3年後―茂由良伊月たちミステリ研究会メンバーを中心とした大学生5名は、亜魂島を訪れる。過去の事件の考察を楽しんでいた一同を島の紅澄脳科学研究所で待ち受けていたのは、密室で首を切断された死体だった。クローズド・サークルと化した亜魂島での過去と現在が繋がったとき、驚愕の真相が浮上する―災厄から希望を掴む「孤島」×「密室」×「別人格」の青春本格ミステリ。

著者等紹介

南海遊[ミナミアソヴ]
小説家。星海社FICTIONS新人賞受賞作『傭兵と小説家』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

120
人格移植技術「パンドラブレイン」が実用化した世界とは、ビリー・ミリガンを人工的に作り出せるわけか。しかも死んだはずの人が生きていたり、思わぬ人が別人格を移植されていたと判明するなど複雑怪奇の連続なのだから。これに孤島での過去と現在の密室殺人(格)事件が交互に描かれると、少しでも油断すると現在位置がわからなくなる。鏡のトリックは上手く行きすぎの感が拭えないし、孤島での連続殺人という設定に都合のいい舞台が整いすぎだ。ミステリ大大好き作者なのはわかるが、さすがに何でもありの詰め込み過ぎでカタルシスは皆無だった。2025/05/26

yukaring

63
人間の記憶データを抽出、他人の人格へと上書きすることができたら…。この禁忌の技術を巡る「孤島×密室×別人格」特殊設定ミステリ。名探偵・霧悠冬真と連続密室殺人鬼・通称『O』の対決、亜魂島連続殺人から3年。大学のミステリ研究会の5名が島を訪れる。事件の舞台、極秘の研究が行われていたと言う紅澄脳科学研究所へ向かった彼らを待ち受けていたのは密室の首なし死体だった…。嵐の孤島で起こる連続殺人。謎多き過去の事件と現在が繋がった時に明かされる驚愕の真相。張り巡らされた伏線が回収されていく怒涛のラストがとても爽快な1冊。2025/03/07

雪紫

50
密室殺人鬼の人格を上書きされたのがこの中にいる?「すべてがFになる」に密室卿がいて「人格転移の殺人」や西尾さん的な状況が潜んでたら・・・こうなる(と言うか研究員の名前真賀田博士の人格から取ってるよね!)。密室こそ珍しくないけど「永劫館」が凄まじ過ぎただけで、伏線込みでこれも十分高い完成度(そしてオマージュぶりも)。事件もそうだがそれ以上に、青春ミステリとして、また青春の終わりを描いたミステリとして太鼓判を押したくなる。どっちの仲を応援すればいいのやら、と思ってる場合じゃない。2025/03/01

さっちゃん

44
名探偵・霧悠冬真と史上最悪の連続密室殺人鬼・O(オー)の対決「亜魂島連続殺人事件」から3年後、茂由良伊月たち大学生5名は亜魂島を訪れるが、過去の事件の舞台となった紅澄脳科学研究所で密室で首を切断された死体を発見する。/過去と現在の事件が交互に語られる。密室、クロサー、殺人鬼、謎の研究所、そして他人の人格を上書きして別の人間にする禁忌の技術・パンドラブレイン。ミステリ好きにはたまらない。いろいろ予想しながら読むのはとても楽しかった。血生臭い事件の割には読後感も青春風味でグッド。密かに続編を期待してしまう。2025/04/13

koma-inu

39
豪華な「孤島」「密室」「別人格」青春本格ミステリ。他人の人格を上書き出来るパンドラブレインという特殊設定がメイン。過去の名探偵vs殺人鬼と、現在の密室事件が交互に描かれ、やかで見事に交わる。終盤に怒涛の展開で明かされる、who、how、whyダニットのユニークさは、半端ない。ジャンルは、本格なのか、SFなのか?一気読みさせられました。ラスト1行と表紙イラストも、オシャレかつゾクッとする。「永劫館」を楽しめた方は、それ以上に楽しめる、脳筋トレ必至の傑作。2025/04/20

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