出版社内容情報
【解説】
環境音楽や音楽療法,自然の音に耳をすます環境教育などが注目されている。心を開いてまわりの音に耳をすませる方法や,自分の音楽をつくる方法をやさしく述べたエッセイ集。
内容説明
無意識の連想をやり過ごして官能的なバイブレーションの世界に入る方法から、自分自身の音楽を発見するトレーニングまで、音と音楽と日常を変えていく本。
目次
音を聴く
つながりを求めて
音を出してみよう
練習問題
大きな耳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
14
音を聴くということがいかに素晴らしく、クリエイティブで、スリリングな行為であるかが示されている。本著に興味をもったのは、9年前に患った突発性難聴からの音を不快に感じることが増え、どうにか音を理解したかったのだと思う。音はその物体の存在をじかに触れあうことができるもの。世界とつながっていると考えよう。アーシング。心地よい音を求めることを生活の中心にしよう。週末は地球が発する音を浴びる。2017/07/16
Yuko
7
The listening book by Allaudin W Mathieu 1991 井上 哲彰・訳 “音” “音楽”をどう「きく」のか。 音に対する感覚、気づき、レッスン、実践。 音をきかないこと。 耳を守るということ。 無音をきくこと。 倍音、共鳴。 自分であること。 「自分自身になろう。自分の中にあるものを音楽として表現しよう。」と繰り返し繰り返し励まされる。 「音を聴くこと、世界とつながり、共鳴すること。そして、自分を変え、世界を変えること。耳と音と音楽の大冒険の書」(p250) 2019/05/09
hosakanorihisa
2
音のポエジーを感じる本。すごい本だった。僕は写真家であって音楽家ではないから、内容が全てわかったとはいわないが、世界にあふれているアートについてはよくわかった。音楽な人は当然だが、それ以外の表現をしている人にもおすすめ。写真と音楽という二つの表現を持つ、幾人かの友人にぜひとも勧めたい。 2012/06/23
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