PHP文芸文庫<br> 炭酸水と犬

個数:
電子版価格
¥1,100
  • 電子版あり

PHP文芸文庫
炭酸水と犬

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月05日 14時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569904412
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「もうひとり、彼女ができたんだ」。付き合って九年、同棲して四年。結婚間近と思っていた恋人・和佐からそう告げられた二十九歳の由麻。和佐は「由麻と別れたいわけではない」「ただ、もうひとり、どうしても付き合いたい人ができた」と言い出し、由麻は混乱する。怒って別れればよいのか、一時の過ちだと思って待てばよいのか、歪な関係を受け入れたらよいのか――愛していた日常はどうすれば戻って来るのか。恋の痛みが走る著者デビュー作、待望の文庫化。
【紙書籍初版限定! 本編後日談短編「緑の休日」が読める、QRコード付き】
【電子書籍限定! 由麻の同僚・丹羽さん視点の後日談短編「旅とハンカチ」を収録】
※本書は二〇二一年三月にKADOKAWAより刊行された『炭酸水と犬』を加筆・修正し、文庫化したものです。

内容説明

「もうひとり、彼女ができたんだ」。付き合って九年、同棲して四年。結婚間近と思っていた恋人・和佐からそう告げられた二十九歳の由麻。和佐は「由麻と別れたいわけではない」「ただ、もうひとり、どうしても付き合いたい人ができた」と言い、由麻は混乱する。怒って別れればよいのか、一時の過ちだと思って待てばよいのか、歪な関係を受け入れたらよいのか―愛していた日常は戻って来るのか。恋の痛みが走る、著者デビュー作。

著者等紹介

砂村かいり[スナムラカイリ]
2020年に第5回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門“特別賞”を『炭酸水と犬』『アパートたまゆら』で二作同時受賞し翌年デビュー。軽やかな筆致と丁寧に書き込まれた人物造形で織りなす人間ドラマに注目が集まる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

M

32
きも。私なら、“もうひとり彼女ができた”なんて言われようものなら言い終わらんうちに捨てるわ。突然脳が病んで錯乱したかなんかじゃない限りそれしか正解はない。そしてほらな、正解だろ。などと思いながら読了。シチュがあり得なすぎるので小説として面白く読めたとも言える。2024/11/30

assam2005

15
何この男、「キングオブゲス」じゃないか!9年も付き合った彼女に「もう一人、彼女ができた」といい二股を公認事項にしてしまう。別れさせてもくれない、別れてもくれないゲス野郎。本当の好きって何?自分の気持ちを相手に押し付け、相手への配慮が見えない。相手を自分の所有物のように扱う。それはもう子どものワガママにしか見えなかった。愛し続けるということは、相手から大切にされていると思えないと続かないんじゃないだろうか。一度崩れた信頼はもう二度と元には戻らない。久しぶりに夢中になって読みました。w ゲス野郎、最低で最高!2024/12/27

水色系

15
9年と半年と半月かあ…。その長さ付き合ってたら、好きかどうか考えるより先に家族みたいな情がわくんだろう、でもそれでも好きって思える相手と結婚したいよな。乙女だな私。ただ和佐はなんかけっきょくアサミのところにのうのうと行ってそうなところがヤダ。2024/11/27

イシカミハサミ

14
――彼氏に、彼女ができた。 恋は交通事故のようなもの。 よく言われる言い回しではあるけれど、 そういったもののひとつの、その物語。 ストーリーとしては、 彼氏のキャラクターが一つの人格に収まるようには見えなくなっていったり、 中盤、どうあってもそうはならんやろ、というようなパーティが開かれたり、 シチュエーションが限られた人にしか適応されないオチだったり、 ずっと夢中で読むにはノイズになる部分もあったけれど、 根幹のテーマの読み物としてはいい作品だったように思う。2024/12/27

ののみん

3
長ーい痴話喧嘩、いやノロケ話に付き合わされたようで面白かった(褒めてます)。展開はまぁ予想通り。和佐きもすぎん???でも9年半も一緒にいれば情が移るし、裏切られても信じたいのは分かる。由麻がモテモテなのが分かった時点で共感度は9割減だったが(笑)、自分の感情に素直に従ったらよろし。みんな幸せにな〜!2025/05/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22173852
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品