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大大阪イメージ―増殖するマンモス/モダン都市の幻像

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  • サイズ A5判/ページ数 470p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422250502
  • NDC分類 216.3
  • Cコード C0021

内容説明

“大大阪”という言葉が喚起する多様な都市イメージをテーマに、近代のマンモス/モダン都市大阪を文化・ソフトの面から解析する新しい学際的試み。

目次

幻影の大大阪―“GREATER OSAKA”から“GREAT OSAKA”へ、画家たちの…
第1部 膨張する“大大阪”イメージ(大阪城天守閣復興と城内の聖域化―「大大阪」シンボルの誕生;“大大阪”と近松二百年祭 ほか)
第2部 葛藤する“大大阪”イメージ(近代大阪における歴史の創造―仁徳天皇千五百年祭をめぐって;“大大阪”と“粋”の再構成 ほか)
第3部 伝播する“大大阪”イメージ/現代の“残像”(「大阪」と呼ばれた街―模倣する都市と模倣される都市;八十年前の学研都市構想―大大阪と大枚方 ほか)
第4章 大大阪ヴィジュアル/テキスト抄(第五回内国勧業博覧会―すべてはそこからはじまった;賀川豊彦『空中征服』 ほか)
座談会 “大大阪”イメージ探求

著者等紹介

橋爪節也[ハシズメセツヤ]
昭和33(1958)年、大阪市に生まれ、道頓堀や心斎橋に近い同市中央区島之内(旧南区竹屋町)に育つ。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。同大学大学院修了後、同大学美術学部附属古美術研究施設助手を経て、現在、大阪市立近代美術館(仮称)建設準備室・主任学芸員。専攻は美術史。平成18年、同人誌『新菜箸本撰』を創刊。企画担当展覧会に「生誕100年記念佐伯祐三展」「モダニズム心斎橋―近代大阪/美術とシティライフ」などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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katashin86

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大阪がかつて東京より大きな都市だったころの、東洋・世界レベルの先進性を目指すメンタリティと、太閤さらには仁徳天皇以来の「本物の大阪」を追求する懐古的なナショナリズム。なんだかんだそれは今でも大阪のあちこちで感じられるし、いつまでも息づいていてほしい。2014/10/17

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