日本と連合国の戦略比較

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784120045097
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0020

出版社内容情報

開戦から終戦まで各当事国の戦略の概要と変遷を秦郁彦、加藤陽子、W・マーレーなど第一線の研究者が広い視野で時系列的に分析。

内容説明

開戦から終戦まで、各当事国の戦略の変遷を、日米英豪、カナダ、シンガポールの研究者が時系列的に分析。日米の各陸海軍間の軋轢、英印軍などの戦略をも広く視野にいれた最新研究成果。

目次

第1章 日米の戦争指導―一九四一‐四三
第2章 太平洋戦争開戦に向けた日本の戦略
第3章 太平洋戦争開戦時の日本の戦略
第4章 太平洋戦争初期における連合国の敗因―東南アジア戦線を中心として
第5章 太平洋戦争初期におけるアメリカの戦略―海軍を中心として
第6章 ビルマでのイギリスの戦略
第7章 太平洋戦争中期における日本の戦略―主戦場たる太平洋における作戦戦略の帰趨
第8章 ミッドウェー海戦後の連合国の戦略
第9章 太平洋戦争後期における連合国の戦略
第10章 太平洋戦争を今、考える意味

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ワッキー提督

1
太平洋戦争における軍事戦略に関する様々な論考を収録した一冊。特に「第4章 太平洋戦争初期における連合国の敗因」は、日本語がやや読みづらいが、この視角の研究として日本語で読めるものは珍しく貴重である。引用されている研究などを引いて、さらに勉強を進めるために是非置いておきたい一冊だが、残念ながら古本でしか現状手に入らなくなっているため、再販を期待したい。 図書館にて。2021/09/05

wuhujiang

0
前2巻は戦争体制・外交であり、本書は実際の軍事戦略に重きを置いたもの。この巻は特に外国人研究者の方が書いた連合国内での対立が印象深い。日本が陸海軍相争っていたのは有名な話。しかし、連合軍側もまた太平洋戦争の初期から後期まで国同士、米陸海軍同士で方針の対立があり一枚岩でなかったのはあまり頭になかった。それでも連合軍が瓦解しなかったのは、対立がありながらも最終的に1つの戦略にまとまることができたからだろうか?2021/10/09

unflyable

0
太平洋戦争での日米の戦略比較を基調とした論文集。この巻は軍事作戦に直接関係する戦略のお話しが多かったので、個人的には一番読んでいて楽しい巻だった。2018/08/10

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