内容説明
新渡戸稲造は、明治から大正時代にかけてかつやくした教育者です。またそのあいだ、世界の舞台にはばたき、国際人としてのさきがけとなりました。21歳のとき稲造は、「太平洋の橋になりたい。」といっています。そのことばどおり、37歳のとき稲造は「武士道」という本を書き、西洋の国ぐにに日本を紹介しました。また教育界で指導的役割をはたした後、国際連盟事務局次長をつとめました。
目次
新渡戸家の人びと
わんぱく稲之助
学問の道
苦しみの中で
アメリカへ
メリーとの出会い
日本人の心
教育者として
平和への願い
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
66
図書館本 そうか…、普通は道徳と宗教って結びついたものなのですね。そこで武士道が生まれたわけですね(武士道は大学の時に岩波文庫で読んだ) モノを粗末にしてはいけない、米粒ひとつ残さず食べろ。このあたりも武士道からなのか?それとも武士が台頭する前からすでに言われてきたことなのか気になるところ。2021/03/04
ゆにす
6
心の病に苦しみながらも立ち直り学び、働き、自分の信念を貫いた生き方すばらしいと思いました。内村鑑三らとの友情もいいなと思いました。奥さん」のマリーさんもすてき。2014/05/19
二条ママ
5
長女小4。図書館本。独り読み。2021/01/12
absinthe@読み聞かせメーター
5
小3の娘。ひとりよみ。2020/01/30
2時ママ
4
次女 小4 ひとり読み。2020/08/04