内容説明
新渡戸稲造は、明治から大正時代にかけてかつやくした教育者です。またそのあいだ、世界の舞台にはばたき、国際人としてのさきがけとなりました。21歳のとき稲造は、「太平洋の橋になりたい。」といっています。そのことばどおり、37歳のとき稲造は「武士道」という本を書き、西洋の国ぐにに日本を紹介しました。また教育界で指導的役割をはたした後、国際連盟事務局次長をつとめました。
目次
新渡戸家の人びと
わんぱく稲之助
学問の道
苦しみの中で
アメリカへ
メリーとの出会い
日本人の心
教育者として
平和への願い