出版社内容情報
【解説】
ローマに追われてアイルランドに定着したケルト人が遺した聖書の福音書の写本「ケルズの書」は、信じられない奇想と精緻な表現に満ちた装飾により、ケルト美術の最高峰とされる。本書は、その全貌をカラー11O枚で再現、挿絵、装飾的なカットなどの意味や写本成立の背景などを解説したわが国初の『ケルズの書』解説本。著者は写本研究家で、現在『ケルズの書』を所蔵するトリニティー・カレッジの保管責任者。
内容説明
ケルト美術の最高傑作である聖書写本の装飾の神秘を読み解く、わが国初の手引。細部の信じがたい精緻さと奇想をカラー図版でたどる―螺旋文様、組紐文様、人間と動物のモティーフ、この上ない厳粛さとユーモアの結合。
目次
『ケルズの書』とその背景
装飾の表現―影響と類似
装飾ページの構成
装飾の目的
装飾のテーマ(聖書と十字架;天使たち;福音書記者とその象徴;聖体のシンボル;キリストとそのシンボル:魚、蛇、獅子;孔雀と鳩 ほか)〔ほか〕
著者等紹介
鶴岡真弓[ツルオカマユミ]
1952年生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了。ダブリン大学トリニティー・カレッジ留学。現在、立命館大学文学部教授。西洋美術史、ヨーロッパ文化史、ケルト芸術・表象研究専攻
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