出版社内容情報
風水では、人工的な空間を適切にデザインすることで気の流れを制御する。本書ではその基礎から実践までをわかりやすく解説する。
古代中国では、生命を生み出す根源のエネルギーである「気」の流れは、自然物(山、川、岩石、木々)の配置によって変化すると考えられた。これは家、墓や城郭、都市など人工的な空間を適切にデザインすることで気の流れを制御するという考えを生む。こうした風水の考えは占星天文術、建築学、地相・家相学など多様な技術・思想を統合する総合哲学に育ち東アジアに大きな影響を与えた。本書では風水の基礎から実践をわかりやすく解説する。
目次
風水の歴史
三才、幸運をもたらす5つの要素
気
山水
山龍
水龍
陰陽
四象
風景の中の四象
住居の向き〔ほか〕
著者等紹介
クレイトモア,リチャード[クレイトモア,リチャード] [Creightmore,Richard]
イギリスの著名な風水師。風水と東洋医学の修練を積み、風水師、東洋医学の療法士となり、後進の指導にあたる
山田美明[ヤマダヨシアキ]
英仏翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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マイケル・タクマ・ヤン
1
風水はせいぜい言葉を知っている程度なので、小さく読みやすいこの本を選んで読んだ。 都市工学、建築学、地学などを包括た思考体系であり、自然環境の中で生活を送る場合の利得や損失を明らかにし、より利得の多い生活はどうあるべきかを考えるようなものと感じた。 迷信と切り捨てず、古代から続く思考の足跡を知ろうと向き合えば、迷信的で不合理なものでなくしっかり世界に向き合い道理を探る活動の足跡であると理解できる。そのように導き出されたか理解はできず限界が、感覚的に違和感が多くはない。ひとつの思想として受け止めた。2021/04/24
shunkichi
0
M図書館。このシリーズはイラストが多くて、好き。休みの日などにながめておきたいものである。2013/09/07
ポンくん
0
図書館で借りた2020/02/24