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「知の再発見」双書
グラフィック・デザインの歴史

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422211831
  • NDC分類 727
  • Cコード C0371

出版社内容情報

【内容紹介】
商業デザインという言葉は、100年前にはまだ存在していなかった。しかし、その言葉が意味するものは古くから存在していた。人びとの目を強烈に引きつけるこのきわめて特別なグラフィック作品は、工業のすさまじい発達と世界的規模での経済と商業の発展によって生まれたのである。そしてグラフィック・デザインは、商業主義的広告に留まることなく、政治、文化にまで領域を広げ、コンピューターの出現によって今なお進化し続けている。

内容説明

商業デザインという言葉が意味するものは古くから存在した。人びとの目を強烈にひきつける、このきわめて特別なグラフィック作品は、工業のすさまじい発達と、(略)世界的規模での経済と商業の発展によって生まれた。

目次

第1章 グラフィック・デザインの誕生
第2章 革命とアヴァンギャルド
第3章 アール・デコの時代
第4章 アメリカ・モデルと国際様式の勝利
第5章 政治参加から、コンピューター革命へ
資料篇―広告とデザイン

著者等紹介

ヴェイユ,アラン[ヴェイユ,アラン][Weill,Alain]
グラフィック・アート及び広告研究家。広告博物館(パリ)の元館長。1990年から2001年まで、ショーモン(フランス北東部)のグラフィック・アート国際会議で総代表を務めた。グラフィック・アートと広告に関する著書が多数ある

柏木博[カシワギヒロシ]
デザイン評論家。武蔵野美術大学教授、近代デザイン史専攻。1946年神戸生まれ。武蔵野美術大学卒業。展覧会監修:『田中一光回顧展』東京都現代美術館ほか多数

遠藤ゆかり[エンドウユカリ]
1971年生まれ。上智大学文学部フランス文学科卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴァン

4
グラフィックデザインは印刷技術と消費社会の発達と共に進化してきた。本書は黎明期から現代に至る、その発達を豊富な図版によって解説する。2018/07/17

yutaro

3
人物の名前と抽象的な説明ばかりで、全く内容が入ってこない。。。現在の「デザイン」一般の定義とはズレており、アーティスト寄りの解説で参考にもならないかも。2021/03/27

doji

2
こうやって19世紀後半からグラフィックの歴史を辿っていくと、アートの歴史とおなじ幹から枝分かれしていったことがとてもわかる。逆にいまそれぞれが分かれている理由に、デザインということばの意味についてのヒントがあるような気がして読んだ。やはりそれは仕事としてつくるか、活動としてつくるか、ということなのだとおもう。2019/11/14

1
2005年8月10日第1版第1刷発行 「知の再発見」双書123 著者:アラン・ヴェイユ 監修者:柏木博 訳者:遠藤ゆかり 発行者:矢部敬一 発行所:株式会社創元社 造本装幀:戸田ツトム 印刷所:図書印刷株式会社2019/06/20

1
図版が沢山載っていて目が楽しい。技術革新とグラフィックデザインの進化(変化でも良いのかもしれない)が強く結びついているのだということが一番印象に残ったこと。この分野について詳しくなかったので、面白く読めた。2016/06/16

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