「知の再発見」双書<br> 黄金のビザンティン帝国―文明の十字路の1100年

「知の再発見」双書
黄金のビザンティン帝国―文明の十字路の1100年

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784422210780
  • NDC分類 209.4
  • Cコード C0322

出版社内容情報

【解説】
4世紀以来,古代から中世を生き抜いたビザンティン帝国の歴史は1453年に幕を閉じたが,1000年の歴史に伝承されたその古典文化は,時をおかず近代ルネサンスの花を開かせた。

目次

第1章 11世紀続いた帝国
第2章 皇帝―「神の代理人」とその権力
第3章 光の都コンスタンティノーブル
第4章 都市の生活
第5章 農民の暮らし
第6章 ギリシア文化の継承者
第7章 神と聖人たち

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

128
15世紀まで1100年の長い年月にわたりこの国家は存続したということです。その歴史と文化などについてさまざまな遺跡などの写真をもとに説明してくれます。コンスタンチノープルがすばらしい文化の中心地であったことがわかります。とるの進出によってその面影もあまりなくなってしまったというのも残念です。2017/04/10

金吾

21
ビザンティン帝国の歴史、暮らし、文化等のイメージが湧きます。挿し絵も多く独特な雰囲気が伝わってきました。第1章が良かったです。2022/02/17

組織液

11
ふくろうの本の『図説ビザンツ帝国』と同じく沢山の写真や画像がありますけど、あれとはまた別な感じの内容です。 「「皇帝教皇主義」がはっきりと現れている」という一文は少し引っかかりましたが庶民の暮らしなど文化面のことは知らないことも多かったので勉強になりました。リュートプラントのニケフォロス2世のこき下ろし具合とオットー1世の持ち上げっぷり爆笑しましたねw2020/09/09

びっぐすとん

3
図書館本。「知の再発見」シリーズ。昔からトルコに憧れていて、いつか訪れたいと思っているのだけれど、その理由の一つがイスタンブール。ビザンティンの首都コンスタンティノープルの頃の絢爛豪華なモザイク画や激動の大陸で千年を超える帝国の栄華の跡を見てみたい(もちろんオスマン帝国も気になる)。しかしこの本を読んでみると栄華の裏で土地は痩せ、技術の進化がなく、近隣の文明圏に比べ農業が停滞していたなんて意外。また古代ギリシアの文化を継承維持していたのもビザンティンだった。変化を嫌う全体的に保守的な人たちだったのかな。2016/05/23

lobking

1
井上先生の渾身の注釈が光る。2009/09/22

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