内容説明
病院や医療施設では、補完医療を導入し、一人ひとりの患者に合った治療を提供しようという動きが高まっています。アロマセラピーはその中でも注目度の高い補完医療のひとつ。アロママッサージによって患者の治癒をサポートする「臨床アロマセラピスト」の存在は、今後ますます重要になってきます。実際に臨床アロマセラピストの仕事につくためのノウハウを、日本で最も活躍する現役セラピストが体験をもとに紹介。患者のケア、キュア(治療)に携わる人におすすめの一冊です!
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
第1章 ナラティブ(語ること)の大切さについて
第2章 臨床アロマセラピストってどんな仕事?
第3章 私が臨床アロマセラピストになるまで
第4章 さまざまな患者さんとの関わり(心療内科・慢性疼痛 心療内科・パニック障害 心療内科・摂食障害 婦人科・不妊症 緩和ケア科・がん)
第5章 臨床アロマセラピストに期待されること
第6章 これからの臨床アロマセラピストたちへ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とらじゃ
8
アロマについては、聞きかじった事がある程度だったけど、随分奥が深いものだなと認識した。データだけで治療が進む現代医療の限界を、解決してくれるもののひとつだと思った。2016/09/14
チヒロール
6
臨床アロマセラピストという仕事をもっと知ってみたくて本書を読んでみたが、奥深かった。正しい精油の知識や高度なマッサージ技術、基礎医学、精油化学、臨床実習等の勉強に加え、クライアントの立場になって考えられる想像力や直感力、思いやりや優しさも兼ね備えていなくてはならない。著者の患者さんとの関わりの症例も具体的イメージしやすい。代替医療について学べた。2024/05/28