北畠太平記―南朝の大義に生きた一族と家臣団

北畠太平記―南朝の大義に生きた一族と家臣団

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784422204581
  • NDC分類 210.45
  • Cコード C0021

出版社内容情報

【解説】
南北朝の動乱で楠木正成,新田義貞らと共に南朝を支えた伊勢の北畠一族。伊勢,伊賀を中心に国司から戦国大名として9代250年間強大な勢力を保ち続けた。一族の興亡の歴史。

内容説明

南北朝の動乱はなぜ起き、北畠や楠木はどう戦ったか!中部読売新聞好評連載。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

BIN

6
北畠太平記とありますが、戦国時代で滅ぼされる北畠具教(正確にはそのバカ息子)までが描かれてます。北畠は基本顕家が目立ちますが、その父親房や弟顕信、顕能と有能な人物が多く、詳しく書かれているので良い。堅苦しい文調ではないので非常に読みやすい。ずっと南朝方の忠義心ある一族ですが、それに対して足利がフラフラしているので義満のときには大変蜜月な関係だったとのこと。最後に年表や家系図がほしかった。北畠ファンにはおすすめ。2018/12/23

Sanchai

0
断捨離前の再読。NHK大河ドラマで『太平記』が放送された当時、南北朝ものがやたらと出版されたが、発刊はそれより古く、フィクションではなくそれなりの史料に基づき事実が整理されている。書いているのは三重県出身のジャーナリスト。南北朝の時代と戦国の時代をつなぐ伊勢国司・北畠家の系譜が描かれている。2つの時代をつなぐという視点のユニークさ、歴史秘話の掘り起しという点では、かなり評価していい本だと思う。僕はこれを読んで、多気の北畠神社や霧山城址、阿坂城址を訪ねたことがある。2013/06/03

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