東京の巨大地下網 101の謎

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784800286703
  • NDC分類 510
  • Cコード C0025

出版社内容情報

空前の地図ブームです。通常の地図だけでなく、未来地図、重ね地図など、東京にはさまざまな面からの地図があります。しかし、地下マップはありません。東京の地下空間には、戦前には、皇居を中心に隠された地下道路、地下鉄があり、いまだにその跡は残っています。さらに、公にされていない、さまざまな建造物もあります。巨大貯水池、地下8階の国会図書館の書庫、首相官邸と結ばれた皇居への道路、地下鉄の車両基地、地下野菜農場、地下オフィスなどなど。驚くほど地下は使われています。その地下にある驚きの施設を写真とマップで紹介します。巻頭には見開き地下カラーマップ付き。

内容説明

いま、東京の地下が熱い!東京駅の下に広がる迷路のような地下街、地下42メートルの深さにある大江戸線六本木駅、東京ドーム3杯分の地下貯水網、地下に眠る膨大な貴重文書などなど。そんな東京の地下を案内しよう。

目次

東京と首都圏のアンダーグラウンドへようこそ
第1章 鉄道の謎(東京の大深度地下を味わえる大江戸線六本木駅!;大江戸線その2 シェルター説は本当か!? ほか)
第2章 地下街の謎(これぞ“昭和感”レトロすぎる浅草地下街;異常なまでの迷宮化が進む東京駅地下街 ほか)
第3章 地下施設の謎(人気は平成クリアファイル―国立公文書館地下倉庫;人気のない肝試しスポット!?川崎港人道海底トンネル ほか)
第4章 巨大水路と地下トンネルの謎(埼玉にある謎の「地下神殿」の正体!;詳細説明 「地下神殿」のある首都圏外郭放水路 ほか)
第5章 地下をめぐる歴史の謎(国鉄萬世橋駅と東京地下鉄道萬世橋駅―短期間で廃止された幻の駅;あの都市伝説は本当なのか!?隠され続けた秘密地下鉄 ほか)

著者等紹介

森岡知範[モリオカトモノリ]
1966年長野県生まれ。地質コンサルタント会社に勤務の後、専門誌の編集を経てフリーに転進。古代から近代まで幅広くカバー。戦国時代の茶人・商人・武人の交流を継続して研究。近年は、特に妙心寺・龍安寺と、石田三成、石川貞清、大文字屋(疋田家)の関係を追っている

五味洋治[ゴミヨウジ]
1958年長野県茅野市生まれ。1982年、早稲田大学第一文学部卒業。83年に中日新聞社東京本社に入社し、97年大韓民国の延世大学校に語学留学。ソウル支局、中国総局勤務を経て、現在、東京新聞編集委員。2012年1月に金正男の告白本『父・金正日と私』を出版。同作で、第44回大宅壮一ノンフィクション賞候補となる

角田陽一[スミダヨウイチ]
1973年北海道生まれ。2004年よりフリーライターに。専門は歴史・民俗学だが、美術品への造詣が深く、美術関係の仕事も多い。都市伝説やオカルト、グルメ情報、アウトドアなど、幅広い分野で活躍。故郷北海道の歴史・民俗学について継続して研究を続けている

角田裕育[スミダヒロユキ]
1978年、神戸市生まれ。兵庫県立東神戸高等学校(定時制)中退。兵庫県庁職員、新聞配達員、書店員、業界紙記者、合同労組青年部長などを経て現在フリー記者。政治経済問題をはじめ、労働問題、教育問題、宗教問題、司法問題といった社会科学・人文科学系のテーマをほぼ全般に手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

後藤良平

1
東京の地下もの5冊以上読んだが、2018年と新しいので読んでみた。謎というタイトルには偽りあり。ほとんどがわかっていること。新しいネタは、リニアの品川駅、渋谷の地下、地下レタス工場、環七地下調整池の延伸工事、大橋JCTの地下構造、山手トンネルの軍事利用ぐらいか。汐留貨物駅跡から見つかった上水道遺跡の項は、ちょっと視点が違ってて興味深く読んだ。玉川上水の最末端のこの地に、大きな淡水の池まであったという。羽村の取水堰から延長60km。自然流下でここまでとはすごい測量精度だ。年間No.86亀戸図書館2022/08/04

Atsushi

1
関東圏の地下網についての都市伝説や、地下網の役割について説明した本。特に興味深かったのが、東京の地下鉄網の話。新しい路線がどんどん下に下に作られていき、1番新しい大江戸線に関しては、最深45メートル以下(地上でのビル10階分相当)にある駅が存在すると知って驚いた。2018/07/29

しかおおう

0
そこそこ知ってるネタが多いけど軽く読めて良かった。2022/01/24

かちを

0
2019/10/26

Takahide✈Yokohama

0
それ程「謎」はないかな。タイトルの「隠された地下網」なら本文中にもある秋葉俊氏の本の方が良いです。2018/11/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13008730
  • ご注意事項

最近チェックした商品