出版社内容情報
空前の地図ブームです。通常の地図だけでなく、未来地図、重ね地図など、東京にはさまざまな面からの地図があります。しかし、地下マップはありません。東京の地下空間には、戦前には、皇居を中心に隠された地下道路、地下鉄があり、いまだにその跡は残っています。さらに、公にされていない、さまざまな建造物もあります。巨大貯水池、地下8階の国会図書館の書庫、首相官邸と結ばれた皇居への道路、地下鉄の車両基地、地下野菜農場、地下オフィスなどなど。驚くほど地下は使われています。その地下にある驚きの施設を写真とマップで紹介します。巻頭には見開き地下カラーマップ付き。
内容説明
いま、東京の地下が熱い!東京駅の下に広がる迷路のような地下街、地下42メートルの深さにある大江戸線六本木駅、東京ドーム3杯分の地下貯水網、地下に眠る膨大な貴重文書などなど。そんな東京の地下を案内しよう。
目次
東京と首都圏のアンダーグラウンドへようこそ
第1章 鉄道の謎(東京の大深度地下を味わえる大江戸線六本木駅!;大江戸線その2 シェルター説は本当か!? ほか)
第2章 地下街の謎(これぞ“昭和感”レトロすぎる浅草地下街;異常なまでの迷宮化が進む東京駅地下街 ほか)
第3章 地下施設の謎(人気は平成クリアファイル―国立公文書館地下倉庫;人気のない肝試しスポット!?川崎港人道海底トンネル ほか)
第4章 巨大水路と地下トンネルの謎(埼玉にある謎の「地下神殿」の正体!;詳細説明 「地下神殿」のある首都圏外郭放水路 ほか)
第5章 地下をめぐる歴史の謎(国鉄萬世橋駅と東京地下鉄道萬世橋駅―短期間で廃止された幻の駅;あの都市伝説は本当なのか!?隠され続けた秘密地下鉄 ほか)
著者等紹介
森岡知範[モリオカトモノリ]
1966年長野県生まれ。地質コンサルタント会社に勤務の後、専門誌の編集を経てフリーに転進。古代から近代まで幅広くカバー。戦国時代の茶人・商人・武人の交流を継続して研究。近年は、特に妙心寺・龍安寺と、石田三成、石川貞清、大文字屋(疋田家)の関係を追っている
五味洋治[ゴミヨウジ]
1958年長野県茅野市生まれ。1982年、早稲田大学第一文学部卒業。83年に中日新聞社東京本社に入社し、97年大韓民国の延世大学校に語学留学。ソウル支局、中国総局勤務を経て、現在、東京新聞編集委員。2012年1月に金正男の告白本『父・金正日と私』を出版。同作で、第44回大宅壮一ノンフィクション賞候補となる
角田陽一[スミダヨウイチ]
1973年北海道生まれ。2004年よりフリーライターに。専門は歴史・民俗学だが、美術品への造詣が深く、美術関係の仕事も多い。都市伝説やオカルト、グルメ情報、アウトドアなど、幅広い分野で活躍。故郷北海道の歴史・民俗学について継続して研究を続けている
角田裕育[スミダヒロユキ]
1978年、神戸市生まれ。兵庫県立東神戸高等学校(定時制)中退。兵庫県庁職員、新聞配達員、書店員、業界紙記者、合同労組青年部長などを経て現在フリー記者。政治経済問題をはじめ、労働問題、教育問題、宗教問題、司法問題といった社会科学・人文科学系のテーマをほぼ全般に手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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後藤良平
Atsushi
しかおおう
かちを
Takahide✈Yokohama