出版社内容情報
【解説】
信長の拠点安土。天主の実像,安土山の家臣団の配置,建造物を移築した実態,自らを神として崇めさせるための摠見寺建立等,考古学・文献・地名学の最新成果に基づいて考察。
内容説明
安土は、北陸・東海・近畿の三文化圏の接点、京都まで半日、前面の琵琶湖は「無限の道」である。信長の首都構想を実地検証した初の本格的安土研究。
目次
第1章 天下布武への道
第2章 安土という土地がら
第3章 安土城の復元的考察
第4章 本能寺の変と安土廃城
第5章 安土城内の邸宅と大手道―「貞享古図」と現状を比較する
第6章 信長、みずからを神とする―〓見寺をめぐって
第7章 安土城下町と街道
付章 発掘成果から見た安土の町屋