出版社内容情報
最も古く、また最も息の長い言論形態のひとつが「本」だ。
本書が取り上げる数々の本は、しばしば偏見や対立を伴う人類の歩みを私たちに垣間見せてくれる。哲学者たちは時代ごとの権力の移り変わりをその肌に感じながら、人間や人間が生きる世界のなりたちの解明に努めてきた。
『ヴェーダ』『易経』『論語』から『グレタ たったひとりのストライキ』まで、豊富なビジュアル資料でたどる哲学・思想書の歴史。
【本書に登場する主なタイトル】
『ヴェーダ』
『易経』
孔子『論語』
サッフォー『アプロディテ讃歌』
プラトン『饗宴』
パタンジャリ『ヨーガ・スートラ』
『クルアーン』
イブン・スィーナー『治癒の書』
紫式部『源氏物語』
ビンゲンのヒルデガルト『道を知れ』
イマヌエル・カント『実用的見地における人間学』
スピノザ『エチカ』
エカチェリーナ2世『訓令』
カール・マルクス『資本論』
ヴァージニア・ウルフ『自分ひとりの部屋』
アンナ・ジュリア・クーパー『南部からの声』
西田幾多郎『善の探究』
ハンナ・アーレント『全体主義の起源』
ボーヴォワール『第二の性』
毛沢東『毛沢東語録』
オードリー・ロード『シスター・アウトサイダー』
ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』
グレタ・トゥーンベリ『グレタ たったひとりのストライキ』
など
内容説明
本書が取り上げる数々の本は、しばしば偏見や対立を伴う人類の歩みを私たちに垣間見せてくれる。哲学者たちは時代ごとの権力の移り変わりをその肌に感じながら、人間や人間が生きる世界の解明に努めてきた。『ヴェーダ』『易経』『論語』から『グレタ たったひとりのストライキ』まで、豊富なビジュアル資料でたどる哲学・思想書4000年の歩み。
目次
1 自然の境界 紀元前2500~300年
2 境界交差 紀元前300~紀元200年
3 同化 200~600年
4 真理の体制 600~1000年
5 均衡状態 1000~1450年
6 境界の開放 1450~1850年
7 大きな物語 1850~2000年
結び:起こりうる未来 2000年以降
著者等紹介
フェルナー,アダム[フェルナー,アダム] [Ferner,Adam]
若者の自立支援にも従事している独立研究者。「フォーラムズ・エッセーズ」の共同編集者。北ロンドン・フィクション・コラボレーション「チェンジリングズ」のメンバー。定期刊行物や雑誌への寄稿、コンピューターゲームの製作などにも取り組む
メインズ,クリス[メインズ,クリス] [Meyns,Chris]
スウェーデンのウプサラ大学を拠点に活動する詩人、ソフトウェア開発者、建築保存活動家。同大学において、アントン・ウィルヘルム・アモの心の哲学に関する事歴資料の公開に携わった。最新の研究テーマは情報共有エコシステムの脆弱性について(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。