出版社内容情報
学校教育にいま求められているのは、障害の有無や勉強の得意・不得意などにかかわらず、すべての子どもを「ケア」する(子どもの「弱さ(苦手さ)」を肯定も否定もせずに引き受ける)授業づくりである。その実現には、子ども同士の対話や協力を生み出す「協同学習」が有力な手立てとなる。
本書では、著者が長年かかわってきた多くの小中学校での実践にもとづき、明日からの授業づくり・学校づくりに役立つ考え方と具体的な技術を伝える。
内容説明
学校教育にいま求められているのは、障害の有無や勉強の得意・不得意などにかかわらず、すべての子どもを「ケア」する(子どもの「弱さ(苦手さ)」を肯定も否定もせずに引き受ける)授業づくりである。その実現には、子ども同士の対話や協力を生み出す「協同学習」が有力な手立てとなる。本書では、著者が長年かかわってきた多くの小中学校での実践にもとづき、明日からの授業づくり・学校づくりに役立つ考え方と具体的な技術を伝える。
目次
序章 学校を楽しく、授業を楽しく(やりくりの現状;授業を楽しくするための「問い」を立てる ほか)
第1章 協同学習の授業をデザインしてみる―小学校の授業づくり、はじめの一歩(授業デザインをつくる;かかわりの技術)
第2章 中学校の授業づくり(中学校二年 英語(比較級)
中学校一年 数学(回転体の体積) ほか)
第3章 協同学習とケアの技術カタログ(困っている子どもに気づく;わからないことを訊けるようにする ほか)
第4章 学校づくりのヒント(研究授業の準備;研究授業の参観と研究協議会の運営)
付録 ケアのマインド
著者等紹介
佐藤曉[サトウサトル]
1959年生まれ。筑波大学第二学群人間学類卒業、同大学院教育研究科修了。博士(学校教育学)。現在、岡山大学学術研究院教育学域教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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