出版社内容情報
近年、心理臨床の現場で、主体性や内面性に乏しく、自我に脆弱性を抱えたクライエントが増えていると言われる。本書では、こうした見方の背後に潜む社会的価値観や専門的理解の問題点を理論と事例の両面から詳細に検討し、主体性や内面性の成立を前提としない、“ゼロベース”でクライエントに向き合うアプローチを提言する。現代社会を呪縛するモノの見方を解除し、“想定外の未知”へと開かれていくための画期的な論考。
内容説明
近年、心理臨床の現場で、主体性や内面性に乏しく、自我に脆弱性を抱えたクライエントが増えていると言われる。こうした見方の背後に潜む社会的価値観や専門的理解の問題点を理論と事例の両面から詳細に検討し、主体性や内面性の成立を前提としない、“ゼロベース”でクライエントに向き合うアプローチを提言する。
目次
第1部 ネガティヴ・イメージへの視座―理論を通じての検討(心理臨床における現代的問題―内面性アプローチは通用しないのか?;心理療法におけるエビデンスとは何か―リニア性を超えるエビデンスを求めて;心理学と心理療法に通底する精神;ユングの心の概念と心的危機論の再検討―ネガティヴ・イメージの事例1:中年期危機;心の現代的問題とゼロベース・アプローチ―ネガティヴ・イメージの事例2:アスペルガー症)
第2部 ネガティヴ・イメージへのアプローチ―事例を通じての検討(ネガティヴ・イメージへのアプローチ;ネガティヴ・イメージの事例3:“ある”のに見えない;ネガティヴ・イメージの事例4:“わからない”ように見える;ネガティヴ・イメージの事例5:“通じない”ように見える;ネガティヴ・イメージの事例6:“死”のイメージ ほか)
著者等紹介
松下姫歌[マツシタヒメカ]
1968年兵庫県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)、臨床心理士、公認心理師。現在、京都大学大学院教育学研究科准教授。専攻は臨床心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おさ