児童青年心理療法ハンドブック

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児童青年心理療法ハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 662p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784422115627
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3011

内容説明

深刻な情緒的問題を呈する子どもやその家族の心の奥底を理解し、彼らをよき変化に導くことにおいて、他にはない強みを発揮する児童青年心理療法の理論的基盤から治療モデル、そして実際の多様な活動内容まで、その全貌を余すところなく描き出す。子どもたちが抱える複雑で困難な問題と日々格闘する臨床家への知恵の宝庫。

目次

第1部 理論的基盤(精神分析における児童青年心理療法の基礎;健常な情緒的発達;アタッチメント理論と研究の貢献;神経科学と子どもの心理療法;児童青年心理療法いおける調査研究―概観)
第2部 社会的文脈(多職種協働チームにおける児童心理療法士;人種、文化、治療プロセス;国際的な状況)
第3部 治療とセッティングの多様性(治療セッティングと治療プロセス;個人の精神分析的心理療法―アセスメント、集中的心理療法、非集中的心理療法 ほか)
第4部 専門的関心領域(自閉症スペクトラム障害を持つ子どもとの心理療法;深刻な心的外傷を受けた子どもと青年の心理療法―言葉で言い表せないもの ほか)

著者紹介

ラニャード,モニカ[ラニャード,モニカ] [Lanyado,Monica]
タビストック・クリニックで訓練を受け、エディンバラの児童青年心理療法訓練のコース設立オーガナイザーであった。英国心理療法士協会の訓練スーパーヴァイザー

ホーン,アン[ホーン,アン] [Horne,Ann]
英国心理療法士協会会員。同協会で訓練を受けた。また、スコットランド人間関係研究所の会員であり、チェコ精神分析的心理療法協会の名誉会員でもある。英国心理療法士協会で訓練責任者、後に卒後研修の責任者を務めた

平井正三[ヒライショウゾウ]
兵庫県三木市生まれ。1994年京都大学大学院教育学研究科博士課程研究指導認定退学。1990~97年タビストック・クリニック児童青年心理療法訓練コース修了。佛教大学臨床心理学研究センター嘱託臨床心理士、京都光華女子大学助教授を経て、2004年御池心理療法センターにて開業。2005年よりNPO法人子どもの心理療法支援会の理事長として活動。2011年より大阪経済大学客員教授。教育学博士、臨床心理士、英国児童心理療法士協会会員(MACP)、日本精神分析学会認定心理療法士

脇谷順子[ワキタニジュンコ]
1994年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。2000~09年タビストック・クリニック児童青年心理療法訓練コース修了。2011年児童精神分析的心理療法専門家博士課程修了(タビストック・センターおよび東ロンドン大学)。現在、国際基督教大学特任准教授。また、渡辺メンタルクリニック(子ども外来)などで臨床を行う。専門は児童青年精神分析的心理療法。専門家博士(児童精神分析的心理療法)、臨床心理士、児童青年心理療法士(英国児童心理療法士協会認定)

鵜飼奈津子[ウカイナツコ]
1992年京都女子大学大学院家政学研究科修士課程児童学専攻修了。1997~2004年タビストック・クリニック児童青年心理療法訓練コース修了。ロンドン医療センター、Refugee Therapy Centre Child&Adolescent Psychotherapistを経て、2008年より大阪経済大学人間科学部准教授。臨床心理士、英国児童心理療法士協会会員(MACP)、日本精神分析学会認定心理療法士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

英国の児童青年心理療法士たちの実践を支える豊かな理論的基盤から治療モデル、実際の多様な活動内容まで、その全貌を描きだす。

世界的にも卓越した英国における児童青年心理療法士たちの実践。それは、深刻な情緒的問題を呈する子どもやその家族の心の奥底を理解し、彼らをよき変化に導くことにおいて、他にはない強みを発揮する。本書は、児童青年心理療法の実践を支える豊かな理論的基盤から治療モデル、そして実際の多様な活動内容まで、その全貌を余すところなく描き出す。子どもたちが抱える複雑で困難な問題と日々格闘する臨床家への知恵の宝庫。

目 次

監訳者まえがき
謝 辞

第1章 はじめに

第1部 理論的基盤

第2章 精神分析における児童青年心理療法の基礎
第3章 健常な情緒的発達
第4章 アタッチメント理論と研究の貢献
第5章 神経科学と子どもの心理療法
第6章 児童青年心理療法における調査研究――概観

第2部 社会的文脈

第7章 多職種協働チームにおける児童心理療法士
第8章 人種、文化、治療プロセス
第9章 国際的な状況

第3部 治療とセッティングの多様性

第10章 治療セッティングと治療プロセス
第11章 個人の精神分析的心理療法
     ――アセスメント、集中的心理療法、非集中的心理療法
第12章 短期心理療法と治療的コンサルテーション
     ――どの程度の治療が「ほどよい」のだろうか
第13章 親との取り組み
第14章 親-乳児心理療法 
第15章 グループ療法――心理療法士の役割
第16章 学校および代替教育機関での臨床
第17章 治療共同体における入院治療の試み
第18章 入所施設におけるコンサルテーション

第4部 専門的関心領域

第19章 自閉症スペクトラム障害を持つ子どもとの心理療法
第20章 深刻な心的外傷を受けた子どもと青年の心理療法
     ――言葉で言い表せないもの
第21章 公的保護下にある子どもたちの心理療法
第22章 里親との仕事
第23章 児童期および青年期に性的に虐待を受けることと性的に虐待すること
第24章 暴力の起源――その理論と児童青年臨床における技法上の含み
第25章 政治的弾圧からの避難を求める子どもや青年との心理療法
第26章 非 行
第27章 摂食障害者との仕事――「わけもわからず死んだらどうなるのか」
第28章 性同一性違和感症

解 題
I.英国の児童青年心理療法と訓練
II.わが国における児童青年心理療法の現状

用語解説
文 献
人名索引
事項索引
監訳者あとがき

【著者紹介】
モニカ・ラニャード(Monica Lanyado)タビストック・クリニックで訓練を受け、エディンバラの児童青年心理療法訓練のコース設立オーガナイザーであった。英国心理療法士協会の訓練スーパーヴァイザーであり、アン・ホーンとともに「子どもと青年に対する独立学派の精神分析的アプローチ・シリーズ(Independent Psychoanalytic Approaches with Children and Adolescents (IPACA) Series)」のシリーズ共編者である。また、「EFPPブック・シリーズ」のシリーズ共編者であった。著書に『治療者という存在――子ども時代のトラウマを扱う(The Presence of the Therapist:Treating Childhood Trauma)』(2004)、アン・ホーンとの共編著に『児童青年心理療法ハンドブック(初版)』(1999)、『アセスメントからコンサルテーションまで(Through Assessment to Consultation)』(2009)がある。