対人関係療法で改善する夫婦・パートナー関係

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対人関係療法で改善する夫婦・パートナー関係

  • 水島 広子【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784422114668
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C0311

出版社内容情報

病気に繋がるストレスを生むこともあれば、回復を支える力にもなる「夫婦・パートナー関係」を、対人関係療法で改善する方法を説く。

夫婦・パートナー関係は、悪くすればストレスのもととなって病気の発症につながり、うまくいけば病気からの回復を支える力になる。筆者は豊富な臨床経験から、心の健康を決める重要な因子である夫婦・パートナー関係に対人関係療法を用いて光を当てる。現在パートナーとの関係にお悩みの方、今後の参考にしたい方などに。また、お子さんに問題を感じておられる場合、自らの夫婦・パートナー関係を振り返ってみるのも重要である。

はじめに

第1章 心の健康と夫婦・パートナー関係
「重要な他者」との関係が心の健康を決める
パートナーが「重要な他者」と言われたときの感じ方からわかること
パートナーが心の健康に直接与える影響
「役割の変化」を支えるパートナー
「役割の変化」によってパートナーとの関係が変わる
第2章 なぜ夫婦・パートナー関係は難しいのか
実は難しい夫婦・パートナー関係
育ってきた背景や性別の違い
驚くほど少ない共有時間
自分と相手との境界線が引きにくい
ふとしたきっかけに破綻する
第3章 夫婦・パートナー関係を考えていくに当たって
自分は何のために夫婦・パートナー関係を改善したいのかを考えてみる
夫婦・パートナー関係の改善に前向きになれない人は……
自分はこの関係をどうしたいのかを考える
「正解」が自分で感じられるような取り組みをする
人格の問題ではなく、パターンの問題として考える
自分は相手のことを知っているという思い込みを手放す
第4章 よく見られる「ずれ」のパターン
努力を評価してほしい夫と、気遣ってほしい妻
相談されて答えたのに怒られた
不安をぶつける妻と、責められたと感じる夫
細かく指示する妻と、うるさがる夫
無駄としか思えないものにお金を使われてしまう
「ずれ」に見えないずれもある
第5章 よく見られるコミュニケーションのパターン
コミュニケーション分析
思い込みによって進むコミュニケーション
言葉で伝えない
言わなくてもわかるはず
寡黙であることが男のしるし?
「なぜそうしたか」を勝手に憶測してしまう
「怒り」がもたらす影響
第6章 パートナーとの「ずれ」を埋める (1)役割期待の調整
すべての不満が「役割期待のずれ」
「役割期待」を整理する
「多くを求めすぎ」ということはない
具体的な「気遣い」の形を頼む
「不満」から「期待」へ
「攻撃」をやめれば協力的になる
相手の役割期待を正しく知る
「役割の変化」のときに突出する「価値観の違い」
「どちらが正しいか」を手放す
自分の問題か、相手の問題か
モラルという軸を持ち込まない
第7章 パートナーとの「ずれ」を埋める (2)コミュニケーションの工夫
相手が聞ける時間に話す
「あなた」の話をしない
相手の話は最後まで聞く
「相手」を変えるのではなく、「行動」を変えてもらう
変えてほしいことは「依頼」の形で話す
プラスの行動をほめる
話し合いのルールを作る
話し合いが難しい人は
第8章 パートナーの過去をどう考えるか
夫婦げんかのタネになりやすい「相手の過去」
パートナーの過去の失敗が許せない
前の恋人のことが気になる
過去に不倫があった場合
生まれ育った家族との関係が及ぼす影響
第9章 周りの人たちとの関わり
パートナーの友人との関係
第10章 心の病が夫婦・パートナー関係に与える影響
症状が関係に与える影響
「病者の役割」という考え方
病気について知識を共有することの意義
病気になると相手との違いが我慢できなくなる
帰宅するとゲームばかりやっている夫
妻の症状に一喜一憂する夫
夫婦の双方が病気の場合
第11章 夫婦・パートナー関係が子どもに与える影響
機能不全は子育てに現れる場合もある
子どもが引き受けてしまう役割
子どもが受け取るメッセージ
夫婦関係に子どもが与える影響
第12章 別れが必要なとき
別れについての基本姿勢
別れるために人の力が必要な場合もある
別れは「役割の変化」
子どもがいる場合の配慮
子どもとしての時間を与える
親自身の心をケアする
終章 夫婦・パートナー関係から力を得るために
「最大のストレス」から「最も頼りになる力」へ
夫婦・パートナー関係を「自分の心を映し出す鏡」として活用する

あとがき

内容説明

「話を聞いてもらえない」「相談されたのでアドバイスしたら怒られた」「細かく口出しされて煩わしい」「仕事ばかりで家庭を顧みてくれない」―パートナーとの間に、そんな不満はありませんか?二人の「ずれ」は、工夫次第で埋められます。あなたのパートナーを最大のストレスから最も頼りになる力へ。

目次

心の健康と夫婦・パートナー関係
なぜ夫婦・パートナー関係は難しいのか
夫婦・パートナー関係を考えていくにあたって
よく見られる「ずれ」のパターン
よく見られるコミュニケーションのパターン
パートナーとの「ずれ」を埋める1 役割期待の調整
パートナーとの「ずれ」を埋める2 コミュニケーションの工夫
パートナーの過去をどう考えるか
周りの人たちとの関わり
心の病が夫婦・パートナー関係に与える影響
夫婦・パートナー関係が子どもに与える影響
別れが必要なとき
夫婦・パートナー関係から力を得るために

著者等紹介

水島広子[ミズシマヒロコ]
慶應義塾大学医学部卒業、同大学院修了(医学博士)。慶應義塾大学医学部精神神経科勤務を経て、2000年6月~2005年8月、衆議院議員として児童虐待防止法の抜本改正などに取り組む。1997年に共訳『うつ病の対人関係療法』(岩崎学術出版社)を出版して以来、日本における対人関係療法の第一人者として臨床に応用するとともに、その普及啓発に努めている。現在は対人関係療法専門クリニック院長、慶應義塾大学医学部非常勤講師(精神神経科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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なるみ(旧Narumi)

22
あまりぴんとくるところがなく、読了でした。2019/08/03

うさうさ

15
すべての人の実生活に役立つであろう良書。「重要な他者=パートナー」との関わり方のあれこれが非常に分かりやすく説明されている。すべての不満は役割と期待のズレ、現在の話をする時に過去を持ち出さない、不安が怒りに転換されて出る等、思い当たる事や、気をつけたい事が満載。2015/01/13

西嶋

9
対面でのコミュニケーションが難しい場合の方法として手紙が紹介されているが、今ならスマホのメールやLINEだろう。自分も夫婦関係が危うくなったとき、度々LINEでの話し合いで落ち着くことができた。2018/01/05

すぅさん

9
夫が最近仕事(の人間関係)でお疲れ気味の様子なので家庭で何か出来ることは無いかと思い、「自己肯定感持ってますか」が大変良かったので読んでみた。仕事より家庭を大切にしてくれる夫は理解ある会社とはいえやはり逆風の中。この本を読んで改めて感じました。そんな中でも頑張ってくれてるので「自分は間違っていなかった」と自信を持てる家庭にするのは私の責任。夫婦とはほんの少ししか一緒にいないのに運命共同体という不思議な関係。「言わなくても分かる。分かって」ではなく、具体的にビジョンを持って話し合うこと。2017/03/29

kanaoka 56

7
しっかりコミュニケーションを取り、本質的な論点に、感情に惑わされず、建設的にアプローチしていけば、夫婦間の問題は解消、改善できるはずと考えていたのですが、視野が狭かった事に気づかされました(理性の力への幻想)。夫婦関係は互いが好きである(相性が良い)事が最も大事だと思いますが、環境や人間自身が変化していく中、相性の在り方も事情も異なってくる。いつまでも相思相愛で、最も頼りになる力になり続けるためには、お互いの感情や感性を大切にしたうえで、お互いの役割・期待を、工夫して調整し続けていくことが重要なんですね。2023/10/09

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