出版社内容情報
【内容紹介】
著者の前著『柔らかなこころ、静かな想い』は、心理臨床家のみならず、思いがけない領域の読者の手に渡り、大きな感動の渦を巻き起こした。本書はそれらの読者からの強い要望を受けて、胸に染みいる楽の音のようなエッセイと、いずれも深い感動を呼ぶと定評のある講演録を中心に編まれた第二弾。障害者施設での著者の試みを語る講演は、専門領域の話に止まらず、読む者に生きることそのものをじっくりと考えさせてくれる。
【村瀬嘉代子の本】
「柔らかなこころ、静かな想い」 ISBN:4422112589
「老いを生きる、老いに学ぶこころ」 ISBN:4422113453
内容説明
心理臨床の達人によるこころに響くエッセイと深い感動を呼ぶ講演のかずかず。
目次
小さな贈り物
「いのち」としての言葉
呼び名をめぐって
音楽は長さでしょうか
鳴りやまぬ楽の音、鳴りやまぬ拍手
逝く人からの贈りもの
一枚の官製葉書
山中康裕先生という方を存じ上げて
掌に文字を綴る―重複聴覚障害者の心理臨床に携わるようになって
「生」の意味が問われるときに〔ほか〕
著者等紹介
村瀬嘉代子[ムラセカヨコ]
1959年奈良女子大学文学部卒業。1959~65年家庭裁判所調査官(補)。1962~63年カリフォルニア大学バークレイ校留学。1965~92年大正大学カウンセリング研究所講師、助教授、教授を経て、1993年~大正大学人間学部教授
中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県に生れる。京都大学医学部卒業。現在、精神科医、神戸大学名誉教授
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感想・レビュー
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Jas
隼 雄太郎
incognito
yuka