出版社内容情報
【解説】
人間の感情や感じ方というのは、そのとき直面している問題や状況を、その人がどう捉え、どう考えるかによって大きく変わってくる。したがって〝考え方〝を変えることによって、抱えている問題を乗り越えることは可能なのだ。本書は、いまアメリカの心理療法の分野で大きな勢力をもち、日本でも急速に広まりつつある認知療法を、うつや不安のなどの症状を抱える一般の読者が、自分で使えるように工夫された練習帳である。姉妹編に『こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳』(ISBN:442211283X)がある。
【目次】
PART1 あなたの問題を理解しよう
PART2 回復へのカギは考え方にある
PART3 自分の気分をつかまえよう
PART4 思考記録をつけてみよう
PART5 自分の自動思考を意識しよう
PART6 そう考える根拠はどこに?
PART7 もっと別の考え方をしてみよう
PART8 実際にやって確かめてみよう
PART9 あなたの考え方のクセを知ろう
PART10 うつを理解しよう
PART11 不安を理解しよう
PART12 怒り、罪悪感、恥を理解しよう
PART13 その後の4人
治療者のみなさん
内容説明
本書の基礎になっているのは、認知療法という考え方。認知療法は、考え方のゆがみに気づき、それを変えることによって行動の改善を図ろうとする療法で、今日の心理療法のなかでも特にうまくいっている治療法である。
目次
あなたの問題を理解しよう
回復へのカギは考え方にある
自分の気分をつかまえよう
思考記録をつけてみよう
自分の自動思考を意識しよう
そう考える根拠はどこに?
もっと別の考え方をしてみよう
実際にやって確かめてみよう
あなたの考え方のクセを知ろう
うつを理解しよう
不安を理解しよう
怒り、罪悪感、恥を理解しよう
その後の4人
著者等紹介
グリーンバーガー,デニス[グリーンバーガー,デニス][Greenberger,Dennis]
臨床心理学者。カリフォルニア州サンタ・アナの不安うつ治療センター所長。カリフォルニア大学アーヴァイン校医学部臨床助教授。入院患者向け認知療法プログラムの創始者、前責任者。認知療法のトレーニング・ワークショップを主宰
パデスキー,クリスティーン・A.[パデスキー,クリスティーンA.][Padesky,Christine A.]
臨床心理学者。カリフォルニア州ニューポート・ビーチの認知療法センター所長。カリフォルニア大学アーヴァイン校医学部臨床助教授。共著書が4冊ある。認知療法の革新的指導者、臨床治療者として国際的に知られる
大野裕[オオノユタカ]
1950年生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。85~88年、コーネル大学医学部留学。88年、ペンシルベニア大学医学部留学。精神医学専攻。慶応義塾大学医学部精神神経科講師。日本認知療法学会理事長。医学博士
岩坂彰[イワサカアキラ]
1958年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。編集者を経て翻訳者に。おもに一般向け教養書を手がける
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