内容説明
前著『日本はテロを阻止できるか?』発刊から約1年半。東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の警備担当者に半年以上に亘って行脚し、その成果をまとめた著者が、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のテロ対策が、どれくらい進んでいるか?そして、それがテロ対策に関しては欧米等に対して後発国の日本において、どれくらいレガシーになるのか?精密な取材に基づいてテロ対策の問題点を指摘し、その改善案と今後に関して提言する。
目次
インタビュー1 東京都足立区危機管理室長・川口弘氏
インタビュー2 警視庁オリンピック・パラリンピック競技大会総合対策本部副本部長・堀内尚氏
インタビュー3 東京消防庁オリンピック・パラリンピック準備室長・伊藤幸永氏
インタビュー4 セコム株式会社執行役員・杉本陽一氏
インタビュー5 内閣官房副長官補(事態対処・危機管理)付・岩下剛氏
提言 2020年東京オリンピック・パラリンピックは、テロ対策のレガシーになるか?
著者等紹介
吉川圭一[ヨシカワケイイチ]
亜細亜大学国際関係学科を経て筑波大学大学院で経済学修士を取得。参議院議員公設秘書、国際問題評論家ペマ・ギャルポ氏事務所特別秘書等を経て2002年独立。GLOBAL ISSUES INSTITUTE代表取締役。2011年4月から2016年末まで一般社団法人日本安全保障・危機管理学会(JSSC)ワシントン事務所長兼任。講演歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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