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出版社内容情報
憧れの公爵と結婚したいロバータは、遠い親類のジェマを頼ってロンドンに。ジェマの弟デイモンに誘惑され、キスされてしまう。二人の男性の間で揺れるロバータ…。ウィットの効いたヒストリカル開幕。
内容説明
ロバータが舞踏会で一目見て恋に落ちた相手は、チェスの名手で色恋にかけても英国一と評判のヴィリアーズ公爵だった。遠縁のボーモント公爵夫人ジェマに後見人になってもらい、ヴィリアーズとの結婚を望むロバータ。一方、ジェマにもヴィリアーズに近づきたい理由があった。また、ジェマの兄デイモンは、自分に目もくれないロバータを誘惑するうちにどんどん夢中になり…。華麗でウィットに富んだヒストリカル開幕!
著者等紹介
ジェームズ,エロイザ[ジェームズ,エロイザ] [James,Eloisa]
NYタイムズやUSAトゥデイのベストセラーリストに何度も登場している人気作家で、受賞歴も多数。父親は詩人・文学研究者のロバート・ブライ(「アイアン・ジョンの魂」の作者)。ハーバード大学卒、オックスフォードで修士、イェールで博士号を取得した英文学者でフォーダム大学教授でもある。作品は日本をはじめ、フランス、ドイツなど世界各国で翻訳出版されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
22
おお、これは正道の「から騒ぎ」、イギリス版「ソープオペラ」です。登場人物の多さに目が回りますが、しっかりと組み立てられた構成と多彩な引用に唸りました。(ジーヴスで有名な)ウッドハウスを思わせます。これは続きが楽しみ。クセのある人物たちが個性をガンガン輝かせ笑いっぱなし!ロマンスの主役たちは哀れにも輝きすぎる公爵夫妻によって色あせてますがね。しかしこの夫妻の話にたどり着くまで5冊近くかかる模様。飛ばして原著で読んじゃおうかな。あとチェスしか愛せない冷血公爵の話も気になる!大満足でした。2017/06/28
じょう
15
罪つくりな公爵夫人 #01。う~ん、面白かった・・・のかな。冒頭、ジェマとイライジャのお話かと思いきや、ロバータとデイモンがH/H。ロバータが一目惚れしたヴィリアースの人柄は微妙。ヒーロー、デイモンには庶子がいる。シリーズの重要人物のジェマはフランスでガチ愛人がいたようだし。イライジャは新婚当初に愛人との場面をジェマに目撃されてる。シャーロットは新しい愛人なのか?なんか、乱れてる。何作にも続くシリーズみたいだけど、なんかスッキリしない。取り急ぎ、次作を読んでみます。2018/02/21
trink
7
私最初からヒーロー推しでしたんで…!2017/02/20
矢田ふみえ
5
話が、はねていて今一つ理解できず。2018/01/09
まめもち
3
別居中の公爵夫妻が主役かと思いきや公爵夫人の従姉妹ロバータがヒロイン。ヒロインが結婚しようとするヴィリアーズがヒーローではなく、彼は公爵夫人ジェマに夢中。夫人の兄デイモンがヒーロー。はじめは自分になびかない女性に対する興味だったのがどんどんヒロインに夢中になっていくのがいい。しかもチェスも決闘も強いのをおくびにもださないのがまた憎いね。最初は登場人物がごちゃごちゃしすぎと思ったけど、人間関係が頭に入ると大丈夫だった。続編はヴィリアーズ×ジェマより夫とよりを戻して欲しいなぁ。2017/06/18