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出版社内容情報
エヴァの人生に暗い影を投げかけていた義兄ネイサンは死んだ。悪夢のような試練を、絆を確かめ合いながら乗り越えていこうとするエヴァとギデオン。だが、ギデオンの周辺を執拗に探るレポーターも現れ…。物語は佳境に!
内容説明
ティーンエイジャーだったエヴァに、繰り返し酷い行為を強い、彼女の人生に暗い影を投げかけていた義兄ネイサンは死んだ。ギデオンが自分のために払ってくれた犠牲の大きさを思うと、エヴァの心中には言い尽くせないほどの愛が膨れあがる。だが同時に、彼女のことを考えて計算ずくで距離を置いたギデオンに、エヴァの心は傷ついてもいた。ギデオンの周辺を執拗に探る女性レポーターも現れて…。物語は佳境に入り、サスペンスフルに展開。シリーズ第三章。
著者等紹介
デイ,シルヴィア[デイ,シルヴィア] [Day,Sylvia]
ロサンゼルス生まれ、カリフォルニア州育ちの日系アメリカ人。欧米圏をはじめロシア、アジア圏でも広く翻訳されている人気作家。アマゾンの年間ベスト・ロマンス作家にも選出、リタ賞や『the Goodreads Choice Award』『Romantic Times(RT)Reviewers’ Choice Award』など、ノミネートや受賞歴も多数。またアメリカ陸軍の諜報機関でロシア語のエキスパートとして働いた経験もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆいまある
56
ロマンス小説の形を取ってはいるが、愛と狂気をひた走るシリーズ5冊目。相変わらず濃い。ほんわかした瞬間ゼロ。酸素薄い。自分の為に殺人犯となった男を愛することで、初めて独占欲が満たされたエヴァ。以前ならこんな時は反発していたのに、常に監視カメラで追われることを束縛ではなく「見守り」と感じるようになっててヤバイ。病的なのは億万長者イケメン彼氏ギデオンなのに、一緒に病んでいくことで同化していくふたり。殺人事件の真相が暴かれるのか。それとも「(人を殺したことも忘れて)過去を切り捨て新しい未来に向かう」のか。下巻へ。2019/10/06
星落秋風五丈原
25
愛のためなら殺人も辞さず!普通のヒーローなら潔く罪を告白。でもメロドラマのヒーローは自首なんかせずに知らん顔するんだ!うわー。いや、殺された人も悪人だったけどね。それを言い出したらきっとこの物語は進まないんだ。それにしても会社にちょくちょくプライベート電話かけてくる恋人だね。自立したいと盛んに訴えるヒロインだけどそのあたりは気にしないのかな?2015/10/11
veri
15
自転とめてくれるのかー…エヴァが可哀想。何も悪くないのに。大抵、加害者よりも被害者が後片付けというか、ツケを払わされる気がする。(ツケてないのに)パパも可哀想。悪意って何から生まれるのかなあ。傷つけたいという衝動って必ずしも恨み辛みから来るとは限らないし。二人が肉体的な接触を求めるのは、やっぱり安心感が得られるからなのかな。救いはクランシーがとても格好良かったところかも。2015/03/02
たまきら
14
このお話はどこに向かっているんだろう…。コロンボの登場を半ば期待している私です。だっていくら彼女のためとはいえ、最低の男とはいえ、殺人ですよ?どうなんだ?あとは、こまったオトンオカンに苦笑いしたり。ヒロインの上司カップルが超かわいかったり、と脇役を愛でているうちに終わりました。2016/02/02
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
7
ギデオンが人を殺したなんて、二人はハッピーエンドになるのだろうか・・・ と、不安に思いつつ下巻に突入(^_^)v2014/10/03