内容説明
法人税、地方税ほか現在の税制改革につながる問題点を提起したもの、理論を重視したものなど当時の議論を見つめ直す。
目次
第１章 ファイナンス取引（金融取引に関する租税制度の将来；デリバティブをめぐる租税法上の課題 ほか）
第２章 法人税（会社区分立法と租税法；租税法と企業会計（商法・会計学） ほか）
第３章 国際課税（支店税について；補助金の特定性―Ａｌｅｘａｎｄｅｒ論文の紹介 ほか）
第４章 所得税（課税単位（二分二乗等）のあり方
アメリカ１９８６年法における未成年者の課税 ほか）
第５章 地方税（事業税の外形標準化と金融取引；最近の地方団体の新税案について ほか）
著者等紹介
中里実［ナカザトミノル］
昭和５３年、東京大学法学部卒業。同年、東京大学法学部助手（指導教官、金子宏教授）。その後、一橋大学助手・講師・助教授、東京大学助教授を経て、平成９年１月より令和２年３月まで、東京大学大学院法学政治学研究科教授。令和２年４月より西村高等法務研究所理事、令和２年６月より、東京大学名誉教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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