内容説明
日々の何気ない業務に潜む税理士懲戒処分のリスク。身に覚えのない税理士法違反の疑いをかけられた際にどのように対応すればよいか。税理士を監督する立場での調査を行ってきた元税理士専門官の著者が、丁寧に理論を整理し実務を解説する。
目次
第1章 懲戒処分に関する税理士法及び通達の主な規定
第2章 懲戒処分等の内容と処分による影響
第3章 税理士業務の監督事務
第4章 懲戒処分の判断基準と罰則規定
第5章 懲戒処分の推移と今後の予測
第6章 税理士法人固有の問題点とリスク分散
第7章 懲戒処分事例の検証
第8章 懲戒処分を未然に防ぐために
著者等紹介
喜屋武博一[キャンヒロイチ]
1983年国税専門官(13期)として東京国税局採用。1983~1996年横浜南、保土ヶ谷、芝、平塚、日本橋の各税務署に勤務し、個人事業主及び富裕層の税務調査に従事。1996~2002年東京国税局査察部(実施担当)、俗称「マルサ」にて脱税事案の調査に従事。2002~2004年税理士専門官として税理士の指導、監督事務に従事。2004~2007年東京国税局査察部(企画担当主査、情報技術専門官、総括主査)。2007~2009年預金保険機構に上席調査役として出向、整理回収機構(RCC)の支援業務に携わる。2009~2010年川崎西税務署副署長。2010~2011年小田原税務署副署長。2011年7月東京国税局を辞職の後、同年8月税理士登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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