内容説明
船の人と積み荷の全責任をあずかる船長の仕事とは、どんなものでしょう。そして航海の魅力と現実とは。あわせて活躍の場となり方も紹介します。
目次
1章 ドキュメント はるかなる海原の向こうへ(キャビンはわが家、すべてはパッセンジャーとクルーのために―野崎利夫さん・郵船クルーズ;向きあうのは自然、仕事は地球相手―望月誠さん・商船三井;夢を追い続ける女性航海士―万谷小百合さん・ブルーハイウェイライン西日本 ほか)
2章 海と船の世界(船と航海の歴史―人類の歴史とともに地球規模で動く海運業;船の種類とその仕事―種類も形も大きさもさまざまな現代の船;船の仕事場―海の向こうに人と荷を運ぶ船の仕事はどんなものだろう ほか)
3章 なるにはコース(適性と心構え―責任感と繊細さと意志の強さをもつ人;必要な知識、資格―船の大きさ、海域で必要な資格は異なる;なるための道―どこで何を学ぶかどんな船乗りになりたいか ほか)
著者等紹介
今井常夫[イマイツネオ]
1958年、山口県生まれ。東京商船大学機関学科卒、同運送工学研究科修了。現在セイル大阪参事として帆船「あこがれ」の企画運営に携わる。82年に英国帆船で英仏間を航海、91年帆船「海星」による日本初の一般を対象にしたセイルトレーニング活動を発足させた。翻訳監修に「白い嵐」「南へ」など
大森洋子[オオモリヨウコ]
1947年、函館生まれ。横浜市立大学英文科卒業後、海と船を中心テーマに翻訳、執筆活動を続ける。著書に「白い帆は青春のつばさ」(偕成社)、訳書に「原潜救出」(早川書房)「アラン、海へゆくシリーズI~VI」(徳間書店)「あなたを生かす素晴らしい人たち」(駿台曜曜社)ほか多数
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