内容説明
黒字のまま突然倒産する「黒字倒産」が急増!―倒産予知にこれまでの常識が通用しなくなった。粉飾も「循環取引」の巧妙な操作により発見が困難になっている。「黒字倒産」と「循環取引」の実態を実例を元に究明し対応策を探る。
目次
第1部 黒字倒産について(黒字倒産と目される各社の特性について;第1次バブル崩壊後の倒産企業との比較 ほか)
第2部 循環取引による粉飾(循環取引とは;株式会社メディア・リンクスのケース ほか)
第3部 粉飾企業の追跡調査(追跡調査―概要と6社の事例;総まとめ)
付録 粉飾発見のための主な財務分析手法
著者等紹介
井端和男[イバタカズオ]
1957年一橋大学経済学部卒業。同年4月日綿実業(現双日)入社、条鋼管部長、国内審査部長、子会社高愛株式会社常務取締役などを歴任。1991年7月公認会計士事務所を開設。公認会計士、中小企業診断士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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