内容説明
企業にカリスマCEOは必要ない!高額の報酬を受け取る米国企業のCEOは、どのように選ばれているのか?豊富なケーススタディーとインタビューから、謎のベールに包まれた選抜の実態が明らかになる。
目次
1 彼の優秀さはみんなが知っていた―ジャミー・ダイモンへの秋波
2 特異な経営者人材市場
3 カリスマCEOの台頭
4 取締役のゲーム―CEO候補者サーチにおける取締役の役割
5 仲介者たち―エグゼクティブ・サーチ会社の役割
6 ナポレオンの戴冠―カリスマ候補者の任命
7 空席、だが閉鎖的な選考―CEOの社外人選からの教訓
著者等紹介
クラーナ,ラケシュ[クラーナ,ラケシュ][Khurana,Rakesh]
ハーバード大学ビジネススクールの「組織行動」担当助教授。「マネージメント」と「市場論」の博士課程で、教鞭をとっている。また、2005年冬季からは、同大学のMBAプログラムにおいて、「コーポレート・ガバナンス」と「取締役会」について教授する予定
加護野忠男[カゴノタダオ]
神戸大学経営学大学院教授、同COE事業システムの研究開発教育拠点ディレクター、同CIBER(国際経営教育研究センター)所長。経営学博士。1947年、大阪に生まれる。1970年、神戸大学経営学部卒業。1975年、同大学院博士課程修了。同講師、助教授を経て、1988年同教授に就任。1979年から1980年、ハーバード・ビジネス・スクールISP留学。専攻は、経営戦略論、経営組織論
橋本碩也[ハシモトセキヤ]
1947年、三重県志摩市生まれ。70年、日本リーダーズダイジェスト社、月刊誌(日本語版、国際版)、単行本等の翻訳、企画・編集、記者、等を経て、85年に証券系シンクタンクに転じ、エコノミスト、証券・金融アナリスト、投資ストラテジスト。その後、英字新聞記者・翻訳者、フリーランスで講演、執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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Kiyoshi Utsugi