出版社内容情報
反復学習が簿記マスターの近道との考えと自力学習こそが応用力養成に直結するとの考えから練習問題を数多く収録するとともに、解答・解説は抜取り式となっているから対照しながら学べる。3回分の過去問題・解答・解説付。
内容説明
本書では、複式簿記の初歩から出発してその全体的な構造を理解できるよう、その学習段階に沿ってごく平易に解説した。また、随所に図解や設例を示し、練習問題を数多く掲げた。各種の簿記検定試験、とくに日本商工会議所と各地商工会議所との共催による検定試験の3級程度を受験しようとする者を対象とした。前述の商工会議所の簿記検定試験で採用されている新しい「出題区分表」(平成13年1月1日改定)に従って書かれた。巻頭には、商工会議所簿記検定試験出題区分表を、また巻末には、複式簿記の構造全体を明瞭に理解できるように、そのフロー・チャートを2色刷りで掲載した。また、巻末に16年(2月、6月、11月施行)の試験問題を収録し、模範解答とともに詳細、丁寧な解説を収録した。
目次
簿記の意味・目的・種類
簿記の基本概念
取引と勘定記入
仕訳と転記
仕訳帳と総勘定元帳
試算表と精算表
決算と財務諸表の作成
現金・預金
商品売買
売掛金と買掛金〔ほか〕
著者等紹介
加古宜士[カコヨシヒト]
昭和35年早稲田大学第一政治経済学部卒業。昭和41年早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。流通経済大学教授、筑波大学教授を経て、早稲田大学商学部教授、商学博士。公認会計士第2次試験委員、税理士試験委員、国際会計研究学会理事などを歴任
穐山幹夫[アキヤマミキオ]
昭和40年早稲田大学第一商学部卒業。昭和45年早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得満期退学。亜細亜大学専任講師、東洋大学専任講師、助教授を経て、東洋大学経営学部教授。不動産鑑定士第2次試験委員、国際会計研究学会理事などを歴任
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