出版社内容情報
平成14年、15年の株式会社法制の大幅な見直しにより改正された新しい会社組織、株式制度の改善、新しい計算書類・開示制度、株主総会の運営等を日本経団連の考え方を取り入れて解説。
内容説明
現在、会社法制改正の全体の改革の中で、着実に新しい会社法が整備されつつあることを感じ取ることはできる。一方でレフェリーであるべき取引所が当事者間に任せるべきルールの策定に参入しようとするなどの混乱した動きも見受けられる。本書はこうした試行錯誤の過程にある、大きな変化の中での現時点でのルールの解説を試みるものである。
目次
1 会社法改正の動向
2 新しい意思決定・監督・執行機関
3 新しい計算書類
4 開示制度
5 株主総会
6 株式制度
7 その他の改正事項
資料
著者等紹介
中村芳夫[ナカムラヨシオ]
社団法人日本経済団体連合会(日本経団連)専務理事。経団連常務理事・専務理事を経て2002年経団連・日経連統合に伴い現職
横尾賢一郎[ヨコオケンイチロウ]
日本経団連事務総長付。経団連国際経済部調査役、経済本部経済法制グループ長を経て現職
正木義久[マサキヨシヒサ]
日本経団連経済本部員。経団連広報部、産業本部、社会本部(兼務)を経て現職
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。