内容説明
本書は、相続や遺言について「どこに、そしてどのように相談すればよいのか分からない」あるいは「実際に相談する前に事前に予備知識を得ておきたい」といった要望をおもちの方々を対象として、相続や遺言の基礎知識から相談窓口およびサービスまでの概要を分かりやすく紹介することを目的としています。とくに、本書では、最近取り扱い件数が飛躍的に伸びており、一般的に馴染みが深くなってきている「遺言信託」を中心に紹介しています。
目次
1 相続を巡るトラブル
2 知っておきたい相続の仕組み
3 遺言書作成のすすめ
4 遺言の方式と特徴
5 遺言信託とは
6 遺言信託の具体的サービス
7 相続・遺言に関するその他諸制度
著者等紹介
阿部隆彦[アベタカヒコ]
1935年、東京生まれ。1959年、司法試験および国家公務員上級試験合格。1960年、東京大学法学部卒業。日本開発銀行勤務を経て1968年、弁護士登録。主要著書に『貸付実務のための法律』(BSIエデュケーション)、『相続・贈与ハンドブック』(新実業出版社)、『法律と常識ア・ラ・カルト』(全国出版)、『倒産と倒産整理編』(全国信用保証協会連合会)、『民法・商法100のポイント』(金融財政事情研究会)、『保証実務の手引き』(金融財政事情研究会)その他多数
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