内容説明
本書は、大蔵省の企業会計審議会が報告した『原価計算基準』の本文を示し、それを遂条解説したものである。当基準は、法文形態をとり、必要条文しか列記してないので、それを理解するには、どうしても解説書が不可欠である。本書では、本文解説符号や基準参照番号をつけ、多くの図表を用いて比較できる工夫がはかられている。また巻末には、公認会計士試験で出題された原価計算基準問題の例解も収めてある。
目次
原価計算基準の設定について
第１章 原価計算の目的と原価計算の一般的基準
第２章 実際原価の計算
第３章 標準原価の計算
第４章 原価差異の算定および分析
第５章 原価差異の会計処理
第６章 原価計算基準の問題とヒント
第７章 公認会計士試験問題の例解
付録 原価計算基準の真実原価論争
