財務情報監査

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784419032913
  • NDC分類 336.97
  • Cコード C1063

内容説明

本書は、株式会社企業に関してわが国の法が制度として設けている監査を、株主等の利害関係者から受託された資金についての状況を報告しその顛末を報告する義務を負っている取締役の受託責任遂行状況を検証することを主目的とする監査であるいわゆる実態監査と、各種利害関係者に対して開示される財務諸表の信頼性を保証(担保)することを主目的とする監査である情報監査とに分け、後者を情報監査としての財務諸表監査として位置づけ、これを理論と制度の両面から論述しました。とくに、わが国における現行の財務諸表監査制度を機軸にした財務諸表の信頼性の保証水準を確保するための情報監査としての財務諸表監査のメカニズムを検討し、財務諸表に係る監査の保証水準を明らかにすることを試みました。

目次

序章 本書の目的と研究方法
第1章 情報監査としての財務諸表監査の意義
第2章 監査業務の品質管理としての監査主体の要件
第3章 財務諸表監査制度の現状と問題点
第4章 財務諸表監査業務の規範としての監査基準の位置づけ
第5章 情報監査としての財務諸表監査業務のフレームワーク
第6章 財務諸表監査業務を組織的に実施するための要件
第7章 情報監査としての財務諸表監査で表明される監査意見の検討
第8章 監査意見の伝達手段としての監査報告書の構成
第9章 経営者確認書導入の意義と必要記載事項
第10章 中間監査の検討
終章 総括と展望

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