出版社内容情報
最高の精密時計技術の粋を伝えるスイスの複雑時計製造。その知られざる歴史をはじめ、時計職人ならではの独自の技など、機械時計にかける情熱を伝える決定版。
内容説明
20世紀「傑作時計」の集大成。時計収集・研究で知られる著者の時計読本決定版!カラー写真満載。
目次
第1章 松山猛が選ぶ20世紀の傑作時計20本
第2章 時計今昔物語
第3章 時計芸術研究所
第4章 時計王国スイスを行く―ジュネーブ、バーゼル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
28
機械式時計のロマンが感じられる本。ただ、この時計たちにはえも言えない美しさがある。複雑な機構の理解にはほど遠いトゥールビヨンがブレゲの発明ということや、コンプリケーションの紹介が目的の本では無いので、個人的な目的を達成できる物では無いが、この本を読む(見る)事で圧倒的な機械の美しさに触れる事は出来た。また、コンプリケーションの勉強が出来る本を探そうと思う。2020/04/07
ma_non_troppo
1
腕時計の構造について勉強したくて最近少々時計関係の本を読んでいるのだけれど、この本は構造の紹介というよりは、機械式時計の骨董品価値について重きを置いて書かれている。著者の個人的自慢のような記述も散見しており、雑学としてよりほかには特に興味を引かれなかった。2010/10/30
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- 和書
- 部落史紀行 (増補)