出版社内容情報
コロナはまだ収束していない。現役医師が実践する食べる「免疫力」。野菜スープのファイトケミカル効果で未知の病気を撃退
・現役医師が考案・4つの野菜でつくるスープは抗がんや、糖尿病などの生活習慣病を予防し改善する「いのちの野菜スープ」です
・なぜ野菜スープがきくのか。ハーバード大学で免疫栄養学を研究してきた医師である著者が野菜の機能性成分「ファイトケミカル」と「免疫の仕組み」をやさしく解説
・医師自ら365日毎日3食いただく野菜スープのアレンジや飽きない工夫、また管理栄養士による免疫力アップの野菜料理など日々のレシピが充実
ハーバード大学でがんと免疫の研究をする中で野菜の機能性成分「ファイトケミカル」に注目して「免疫栄養学」という新しい分野を打ち立てた高橋弘先生。もともとこの野菜スープはがん患者さんのために考案されたのですが、アレルギーや、糖尿病・高血圧などの生活習慣病にも効果がある「いのちの野菜スープ」として広まりました。73歳で現役臨床医として活躍する高橋先生自身も毎日365日3食必ずとるこのスープ。その背景にあるファイトケミカルの有効性、免疫力の仕組みの基本、いただき方の工夫やアレンジがこの1冊でわかります。
内容説明
本書は肝炎治療、遺伝子治療、がんの免疫治療などの研究と臨床経験を重ねる中で、やがて野菜の持つファイトケミカルの力に注目してハーバード大学で免疫栄養学の研究分野を確立した〓橋弘先生が指導する免疫力アップのための一冊です。〓橋先生が食養生として提唱するのは4つの野菜を組み合わせた「いのちの野菜スープ(ファイトケミカルスープ)」。〓橋先生自身も20年以上、食習慣として毎日毎食とり入れています。その続けられる秘訣や応用レシピを厳選してご紹介します。
目次
1章 「いのちの野菜スープ」とファイトケミカル(ファイトケミカルとは植物だけがつくれる天然の機能性成分;生活習慣病も改善する、食べる健康法。まずファイトケミカルたっぷりのスープから始めましょう ほか)
2章 からだを守る免疫の仕組み(免疫とは、私たちのからだを守るために備わった奇跡のシステムです;免疫のために闘い、働く細胞は白血球にある3つの免疫細胞グループ ほか)
3章 からだがととのう免疫栄養学(免疫力をととのえるには、まず食生活から変えましょう;免疫力を高める機能性成分と栄養素 ほか)
4章 ファイトケミカルをもっと楽しむ食卓レシピ(「いのちの野菜スープ」暮らしQ&A;〓橋家の定番 ファイトケミカル野菜料理 ほか)
著者等紹介
〓橋弘[タカハシヒロシ]
医学博士・麻布医院院長・ハーバード大学医学部内科元准教授。1951年埼玉県生まれ。77年東京慈恵会医科大学を卒業、同大大学院(内科学専攻博士課程)へ進むと共に同附属病院で臨床研修。85年ハーバード大学医学部に留学。88年慈恵医大附属柏病院内科医長に就任。ハーバード大学附属マサチューセッツ総合病院にて、フェロー、講師、助教授を経て、ハーバード大学医学部内科准教授となる。セレンクリニック診療部長、東京ミッドタウンクリニック国際特別診療部エグゼクティブメディカルドクターを経て、2008年医療法人社団ヴェリタス・メディカル・パートナーズ理事長に就任。09年5月に麻布医院院長となる。日本内科学会認定内科医、日本消化器病学会専門医、日本肝臓学会肝臓専門医、米国癌学会正会員、日本抗加齢医学会員
成澤文子[ナリサワアヤコ]
管理栄養士、料理家。2011年「日本一家庭料理がうまい女性決定戦」(日本テレビ系)にて「初代レシピの女王」となる。現在はテレビやイベント、講演会出演、企業・WEB・雑誌などへのレシピ提案、またシニア向けの栄養相談、食事指導など、活動は多岐にわたる。日本抗加齢医学会指導士、公益社団法人日本栄養士会会員、公益社団法人神奈川県栄養士会会員、神奈川県・横浜市認定はまふぅどコンシェルジュ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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