出版社内容情報
躍動する命を描いた野菜画の傑作
・英国王立園芸協会「RHS ロンドン ボタニカルアート展」にて金賞&最高賞を受賞した著者が、実寸で描いた、驚きの野菜画を実寸で掲載。
・17年の歳月をかけて仕上げた、著者渾身の86点。
・身近な植物の見方が変わる、心温まるエッセイは日本語と英語で記載
細やかな毛や土粒、微かな傷跡……
何ひとつ見逃さず、実物と同じ大きさで、
全身全霊で描き上げる。
見れば見るほど、引き込まれる野菜の小宇宙。
日々こつこつと、ありのままに描いた野菜は、
生命力に溢れ、
みんな踊っているようだった。
人と自然によって育まれる野菜。
わたしたちと共に歩む野菜。
日常にあるささやかなものの美しさに気づく……
そんな小さなことから、新たな力がもらえたり、
元気づけられたりする。
17年の歳月をかけて
わたしの目で収穫した
江戸東京伝統野菜も含む
86点の野菜をここにお届けします。
―群馬直美
【目次】
しんとり菜ーちりめん帯の思い出、辛み大根ーアブラムシの目で見つめる、たまねぎー影の中の色、新宿一本ネギー野菜の中の小宇宙、練馬大根ー月面着陸、タラノキの目とタラノメー象形文字のメッセージ、柿の雌花と実のはじまりー発見、下仁田ネギの一生、もちとうもろこしー命を繋ぐ姿、大浦ごぼうーバレリーナのポーズ、東京うどー野菜の声、奥多摩わさびー踊るさわび星人、金町こかぶー打ち上げ花火 …..ほか
内容説明
躍動する命を描いた野菜画の傑作。英国王立園芸協会主催「RHSロンドン ボタニカルアート展」にて金賞&最高賞を受賞した著者が実物大で描き上げた、渾身の野菜の細密画86点を実寸で掲載した画集&エッセイ集。
著者等紹介
群馬直美[グンマナオミ]
群馬県高崎市生まれ。1982年東京造形大学美術学科絵画専攻卒業。大学在学中に、新緑の美しさ、葉っぱの生命力に深く癒された経験から“葉っぱ”をテーマとする創作活動に入る。1991年、より緻密に描写ができるテンペラ技法と出会い、原寸でありのままに描く現在の作風に至る。2006年より世田谷美術館「美術大学」で葉っぱ表現の講師を務め、身近な葉の美しさと素晴らしさを伝え続けている。「神の仕業―下仁田ネギの一生」の組み作品6点が、2019年英国王立園芸協会主催「RHS ロンドンボタニカルアート展」にて、金賞及び最高賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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