出版社内容情報
たとえ戦争から逃げても、夢からは逃げない。
・報道番組で複数回単独特集、オンエア後問合せ殺到!
・ウクライナ侵攻からの逃避行ドキュメンタリー、出版後の反響必至!
・親子関係、日本と海外での教育の違い、避難民がみた日本のリアル
・明日、日本にもし戦争が起きたら、16歳の少女のような決断ができるか~今、もう一度生き方を考えさせる本
「みなさん、明日は戦争になります」―--。
もし、学校の先生から突然こう言われたら?
マンガの世界だけだとおもっていた戦争が起きたとき、
人見知りだった16歳の少女は、たった一つの夢にすべてをかけて祖国から脱出することを決意した。
もし無人島でたった一つもっていけるものは、なんて考えていたのは何だったのか?
持っていけたのは、1冊の本とスケッチブック。
敵は兵士や爆弾だけではない。
コロナとの闘い、親子の葛藤、運命的な親友との出会い―-現実はマンガより奇なり。
これは夢が明日につながると信じた少女の等身大のサバイバル日記だ。
内容説明
「あなたはこれから一人で生きていくの」。母のその一言からすべてが始まった―。昨日までマンガと小説が大好きな普通の女子高生だった、ズラータ・イヴァシコワ。母が必死で工面してくれた16万円をもって戦火が広がる故郷からあこがれの日本を目指す―。全力で生きることに挑戦をする女子高生に訪れたやさしい奇跡と生きることへの挑戦。
目次
運命に導かれて 私を変えた日本語の教科書
それは突然やってきた 皆さん、明日戦争になります
母の決断3・16事件 待ったなしの人生・運命のターニングポイント
全財産16万円 運命まかせ、列車まかせ目指すはポーランド
命がけの旅路 日本を見ずに死んでたまるか
“こんにちは”で道が開く 今、そこにある転機
想定外のできごと 世界でいちばん自分が不幸に思えるときの乗り越え方
コロナの脅威 今日のホテルは道端!?
また会う日まで 母と夢と今日という日
数万人の避難民 待ちわびて日本への飛行〔ほか〕
著者等紹介
イヴァシコワ,ズラータ[イヴァシコワ,ズラータ] [Ivashikova,Zlata]
ウクライナドニプロ出身。日本の太宰治が大好きで小説や漫画、アニメをこよなく愛する16歳。ウクライナ侵攻後、母親の英断で日本への避難を目指す。5歳のときから絵画を習っており、背景画が得意。現在、ウクライナに残した母を気にかけつつも、日本で絵の仕事に就くことを夢見て日夜勉学にいそしむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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