出版社内容情報
ロシアのウクライナ侵攻、中国の海洋進出、アメリカの中東離れ、
そして中国・ロシア・北朝鮮に包囲されている日本……
世界の「いま」と「これから」を知るためのビジュアル版・大人の教養書。
内容説明
世界はいまどう動いているのか、これからどうなっていくのか―。最新の国際情勢を図解でわかりやすく解説。
目次
Introduction 地政学の基礎
1 話題の国際情勢と地政学
2 アジアの地政学
3 アメリカの地政学
4 ヨーロッパ・ロシアの地政学
5 中東の地政学
6 日本の地政学
著者等紹介
村山秀太郎[ムラヤマヒデタロウ]
スタディサプリ講師、世界史塾バロンドール主宰。早稲田大学大学院社会科学研究科修士課程修了。予備校で教鞭をとりながら百余国を歴訪。「ベルリンの壁崩壊」「ドイツ統一式典」「ソ連8月クーデター」など現代世界史の現場を当日体験し、その体験を交えた臨場感あふれる講義を持ち味とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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昼香
2
世界情勢が少しつかみやすくなった気がする。こらから国際ニュースを聞く時は世界地図を見るようにしよう。世界情勢は、複雑に色々な国の戦略が絡み合って(ニュースには現れなくとも)問題が生まれる。親米か反米(おもに親ロや親中)かを意識するだけでも頭がクリアになりそう。2025/01/11
noko
2
中国はベースはランドパワーの国だった。一帯一路構想はアジアとヨーロッパを結ぶ、物流ルートを整備し、貿易を活発化させる。ラオスは中国と鉄道を作った。タイともつながる予定がある。2008年スリランカは中国からお金を借り、ハンバントタ港を整備したが、お金が返せなくなり、運営権を中国企業にとられた。債務の罠がある。同じ方法でギリシャやUAEにも港を得た。中国のシーパワーは地中海にも及ぶ。地政学では、ランドパワーとシーパワーは両立できないと言われているが、中国の今後が気になる。過去のローマ帝国などの様になるのかな?2024/05/29
kaz
2
国際政治上のホットな事項がわかりやすく解説されている。尤も、これをあえて「地政学」と呼ぶべきものかどうかは疑問。図書館の内容紹介は『ロシアのウクライナ侵攻、中国の海洋進出、北朝鮮のミサイル発射、アメリカの中東離れ、そしてロシア・中国・北朝鮮に包囲される日本…。世界の動きを、地政学の視点から地図や写真を豊富に使ってわかりやすく解説する』。 2023/06/17
たまる
1
地政学は私たちが生きる時代にとって必要なだと感じた。公民に変わって地政学の教科書があれば、国際情勢が読み取れるようになる。日本も学ぶところがたくさんある。アメリカ、中国、北朝鮮、ロシアなども重要な関係が関わっている。日本の存亡にかけた地政学は欠かせない学問なのだ。 皆さん、なぜ日本の政府が軍事費をかなり力を入れているのか、地政学の中で解決策を見つかるはずだ。2023/04/29