フレンチ・レストラン フィガロの物語

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フレンチ・レストラン フィガロの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784418165056
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本のフレンチを牽引してきた「フィガロ」オーナーシェフ入部氏の料理人生とそれを取り巻く日本のフレンチレストランの物語。

フランス料理の調理長の「現代の名工(平成25年度 厚生労働大臣賞)」として表彰された著者が振り返る、料理人人生一路邁進の物語。著者の入部隆司は大学在学中に、銀座「花の木」で出会ったフランス料理にすっかり夢中になり1964年渡仏。それまで包丁すら握ったことのない20代の青年が、パリの当時三ツ星レストラン「マキシム」「ラセール」などで修業。今のような料理留学などありえない時代の冒険さながらの人生がスタートします。やがて帰国、自分の店を開きます。その名は「シェ・フィガロ」。日本で初めてのビストロでした。やがて到来する一億総グルメ時代、フランス料理というジャンルにもさまざまな変化が押し寄せます。その中で価値観もぶれず、ただただ実直に自分の道を歩んできた入部隆司。その人生哲学、フランス料理のエスプリへのこだわりに触れる一冊。

内容説明

ハリ、東京・西麻布、そして表参道―日本にグルメ・ブームが到来した時代を駆け抜けたフランス料理のパイオニア。

目次

1 料理人としてのルーツは八幡にあり
2 料理修業のため、フランスへ渡る
3 西麻布に「シェ・フィガロ」を開く
4 変わらぬ美味しさを守り、次に伝える
dilogue おやこ対談 父・隆司から息子・圭介へ
´epilogue 料理は一生の友

著者等紹介

入部隆司[イリベタカシ]
1941年福岡県八幡市(現・北九州市)生まれ。日本大学芸術学部在学中に、料理人を目指して渡仏。フランス語を学ぶ傍ら料理修業を重ね、カンヌ「ホテル・マルチネス」、パリ「フレーザー・スイーツ・クラリッジ・シャンゼリゼ」を経て、パリの当時三つ星レストラン「マキシム」「ラセール」の厨房で働く。1969年帰国後、オーナー・シェフとして西麻布に日本初のビストロ「シェ・フィガロ」を開店。2007年、西麻布本店は惜しまれつつ閉店するが、表参道店を本拠地としてリニューアルし、「カフェレストラン・フィガロ」とする。株式会社フィガロ代表取締役社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shin1ro

1
自分にとってフィガロと云へば、モーツァルトでも新聞でもなく、入部隆司シェフ。思へば南青山のブラッセリー・フィガロでアルバイトしたことが食べ歩きを始めるキッカケでした。シェフは西麻布のシェ・フィガロ常駐でしたので直接の絡みは数える程でしたが、時々いらっしゃる川久保玲さんや山本耀司さんにエスプレッソを淹れたコトは忘れ難ひ想ひ出です。マヌカンさん達と仲良くなってComme des GarçonやYohji Yamamotoのブティックで何かとサービスしていただけましたっけw そう、FiGAROは自分の原点です。2018/01/28

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