ビジュアル版 バレエ・ヒストリー―バレエ誕生からバレエ・リュスまで

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  • サイズ B5判/ページ数 175p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784418142170
  • NDC分類 769.02
  • Cコード C0073

出版社内容情報

バレエの誕生から、バレエという藝術の成り立ちを知る入門書。見る人、習う人、教える人、バレエを愛するすべての方にお奨めの一冊。

本書はバレエを愛する方々すべて、舞台を観賞する、教室で踊る、またバレエを教えるという・・・皆様にお届けするバレエの歴史入門の一冊です。やさしい解説、そしてビジュアルも美しく、作品、ダンサー、衣裳などトリビアに満ちた本を目指して執筆、編集いたしました。世界有数のバレエ資料蒐集家・薄井賢二コレクション所蔵の希少図版や舞台写真を中心とするビジュアルも多数。それぞれのページを眺めているだけでもバレエの優雅な息吹に触れることができるでしょう。バレエ演目のあらすじや解説だけでは知りえない、バレエの奥深さ、歴史の面白さが満載です。

内容説明

ルイ14世時代に源流を見るバレエの誕生から、パリ・オペラ座、ロシア帝室バレエ、ニジンスキーらのバレエ・リュスを経て現在に至る、バレエという芸術の成り立ちを知る入門書。

目次

1 踊る男から始まったバレエ―“王は踊る”
2 踊る女性の誕生―“3人のマリー”
3 ロマン主義が生んだロマンティック・バレエ
4 チャイコフスキー3大バレエの誕生
5 バレエ・リュス―バレエは芸術になった
6 バレエ・リュスのライバルたち
7 アフター・バレエ・リュス
8 世界のバレエ団

著者等紹介

芳賀直子[ハガナオコ]
舞踊研究家。バレエ史を専門とし、なかでもバレエ・リュス、バレエ・スエドワ研究が中心。新国立劇場バレエ研修所でバレエ史を担当。各種媒体での執筆のほか各地に招かれての講演も人気が高い。薄井憲二バレエ・コレクションの立ち上げからキュレーターを務めていた。バレエ関係の展覧会監修も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

coco.

14
銅版画、公演プログラムなど、美しい絵画資料と併せて、歴代有名ダンサーを紹介したバレエ史。今尚、バレエ史に黄金時代として刻まれているバレエ・リュス時代(1900年代初頭)は、やはり別格だ。普段、別世界の場で活躍していた画家、ファッションデザイナー、音楽家らが皆一同、バレエに関心を向け、結集できた事実は、連ねた名前があまりに豪華なので、奇跡とも思える。それもその筈、百年後でも名が通じる芸術家ばかりなのだから。できるものなら生の舞台で、見たかった。それぐらい惹き寄せてしまう魔力がバレエ・リュスには、ある。2014/12/05

たまきら

13
豊富な画像を楽しめるフルカラーの歴史本です。何も知らない私でも楽しめました。美術畑だったんですが、もっと舞台芸術の側面から様々なアーティストたちの交友関係も学んでおくべきだったなあ。いや~とにかく舞台芸術の情報が豊富で面白いです。衣裳の進化も興味深かった。2016/10/01

更紗姫

12
ロシアバレエの昇華〈バレエ・リュス〉はしかし、ロシアでは公演しない(出来ない?)流浪の欧米巡業バレエ団だった。国内にマーケットが無い現実は、日本にも通じるところがある。ディアギレフ、ニジンスキー、バランシン・・・ ビッグネームが偉大な足跡を遺した〈バレエ・リュス〉の活躍が、実は正味たったの20年だったなんてビックリ。読み物としても充実しているが、ふんだんな写真と絵を眺めるだけでもウットリ出来る。脚注が章末や巻末でなく、同じページに載っていて読み易い。週末に時間をかけて紅茶と共に楽しみたい、とても美麗な本。2014/12/01

akogoma@灯れ松明の火@SR推進委員会

11
たくさんの図録と写真で読むバレエの歴史。最近の記述が少ないのが残念だけど、創世記からの流れがよくわかる。手に取るきっかけになった東京で開催されていた「バレエ・リュス展」。とても評判がよかったそうなので、関西にも来ないかなぁと密かに願っている。昔から好きだけど漫画や映像メイン、発表会クラスなら結構見ているが、ちゃんとしたバレエ公演として生の舞台を見たのは数えるほど。機会があればいろいろ見に行きたいのだけどなぁ。。。2014/10/24

さく

6
バレエの歴史の入門編。「イタリアで生まれ、フランスで花開き、ロシアで成熟した」バレエの変遷をたくさんの図版と写真で追ってゆく。バレエ・リュスについては一章を使い情報を詰め込んである。その後に与えた影響の大きさも伝わってきた。バレエ・リュスの時代については音楽、絵画、ファッションの分野まで広く芸術がひとつなぎになるので、これまでバラバラに知っていた事柄が自分の中でつながった感じ。芳賀さんのバレエ・リュスの本も読みたい。2015/08/10

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