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出版社内容情報
浮世絵美人画に特化した一冊。美人画を通して江戸を知る、時代を感じる、そして現代と嗜好が実はよく似ていることに気づかされます。
浮世絵本は数あれど、美人画に特化した本はそうそうありません。世界的にも珍しい男だらけの大都市・江戸で誕生した浮世絵は「美人が見たい」という渇望からスタートし発展していきます。美人画を通して見えてくるもの、それは日本人の嗜好つまり好みです。そして、それは現代のアイドルブームにもつながる源流といっても過言ではありません。肩の力を抜いて「世界選抜」の名画を鑑賞し、絵に描かれた背景を知れば、浮世絵の新しい愉しみ方が見えてきます。
内容説明
やっぱり観るなら、美人でしょ!手タレ、ファッション、チラリズム…“世界選抜”で愉しむ「美人画」ワールド。
目次
第1章 ブロマイド―時代を問わず嗜好が表れる“世間の鏡”(縁先美人図;立美人図 ほか)
第2章 ヌード―女性の体の曲線は世界で最も美しい(入浴図;北国五色墨てつぽう ほか)
第3章 ファッション―あら、素敵な着物!私も着たい(脇息による美人図;立美人図 ほか)
第4章 ニューハーフ―注目!女以上に女を感じさせた女方たち(扇舞図;羽子板を持つ八百屋お七 ほか)
第5章 手タレ―女の美しさの極み‐それは指のしぐさ(扇舞美人図;立美人図 ほか)
著者等紹介
安村敏信[ヤスムラトシノブ]
1953年、富山県生まれ。東北大学大学院修士課程(日本美術史)修了。1979年より板橋区立美術館に勤め、「江戸狩野派の変貌」など江戸絵画の魅力を伝える展覧会を数多く企画してきた。2013年同館館長を退任。萬美術屋として幅広く活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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