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出版社内容情報
気象予報士の森田正光が日本中にある「天気の名前」を、個人的な体験や知識を交えて解説。笑いあり、涙ありの面白天気本です。
チーム・森田と仲間たちが、日本中にある「天気の名前」を、個人的な体験や知識を交えて解説する。笑いあり、涙ありのエピソードや蘊蓄が満載。天気と音楽、天気と酒、天気と恋、天気とスイーツなど、見開きごとにテーマが変わる「面白天気本」である。
内容説明
太陽、雲、雨、風の織りなす日本の風景と日本人の感性。季節を切り取った言葉や写真を数多く紹介。
目次
春(淡雪;東風;花冷え;花曇り;霞;春雨;春疾風;穀雨;春雷 ほか)
梅雨(卯の花腐し;五月雨;五月晴れ;狐の嫁入り;梅雨雷;麦秋 ほか)
夏(雲の峰;夕立;油照り;土用凪;驟雨;逃げ水 ほか)
秋(秋風;鰯雲;野分;名月;秋雨;露時雨;雁渡し;秋色;末枯れ ほか)
冬(冬霧;木枯らし;小春日和;時雨;初雪;霧氷;幕雪 ほか)
著者等紹介
森田正光[モリタマサミツ]
1950年、愛知県生まれ。財団法人日本気象協会を経て、1992年、初のフリーお天気キャスターに。同年、民間の気象会社株式会社ウェザーマップ、2002年には気象予報士受験スクール株式会社クリアを設立。テレビやラジオ、講演活動などで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tera。
28
一年を『春・梅雨・夏・秋・冬』の五つの季節に分け、その季節毎の写真や言葉が紹介されている。日本語には、こんなにも美しい言い回しがあるのは、昔から日本人が風情を大切にしてきたからなのだと思う。言葉には時代と共に変わっていく物もあるけれど、こうした美しい言葉は後生まで変わらずにいて欲しい。2014/04/23
あかり
10
図書館本。季節感たっぷりの写真・絵を楽しみながら天気の名前を勉強できる。知っているつもりでも、どの季節の季語になるのかあやふやなものも多く参考になる。手元において気分転換に読むのいい。『「秋風」にはもうひとつ、「男女間の愛情が冷める」という意味があります』…なんて知ったら、使うタイミングも少し考えるだろう。2017/09/11
ikatin
8
前出「風の名前」と一緒に借りてみたが、また違った視点で味わえる良書。春から初夏にかけての明るく爽やかな感じの名前も良いのだが、どちらかというと晩秋から初冬のもの悲しい感じの名前の方が個人的には好きである。「雁渡し」や「末枯れ」なんて結構沁みる。(図書館)2022/03/21
ちょうすけ
3
最寄りの図書館で「天気特集」をやっていたので借りた。季節ごとの天気や気象の名称が分かりやすく説明されている。天気の名前の由来や、関連する雑学が、読み物としても面白かった。改めて日本が古来より季節を意識していたことや、日本語の語彙の多さに圧倒される。2022/06/23
sumie
1
「ビジュアル」です。言葉での説明の本と比べて、たいへんわかりやすい歳時記です。お天気系の方々の目線です。詩的文学的とは少し違う。2013/08/15
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