内容説明
理科授業における子どもの学び論に始まり、これを評価し、その変容を目指して個人として、あるいは共同で授業として実践に移し、まとめ・発表するという一連の流れの中で必要とされる考え方と手法を具体的・実践的に解説する。
目次
第1部 理科の授業を始める前に(理科の授業を始める前に考慮すべきこと;理科の授業で何を実現するのか;理科の授業目標を実現するために必要とされること;授業目標により変わる理科の授業方法)
第2部 理科の授業研究を具体的に展開するための方法(授業研究における研究方法の広がり;質的な方法をめぐる基本的な考え方;授業をとらえるための方法;方法の実際)
第3部 理科の教育実践・研究はどのように進められるか(子どもの成長への願いと教育実践への問いかけとしての研究;子ども・学級・学校の個性を生かした教育実践・研究の計画;研究課題解決・仮説の検証へ向けた実践・研究の実行)
第4部 研究の成果をまとめる(研究の成果を交流するために;学会や研究会で発表する;報告書・論文をまとめる)