出版社内容情報
節分の新しいお話がうまれました。節分の前後に読みたい、ひと味ちがった絵本。迫力のある絵でお楽しみください。3歳?6歳向き。
「おにはそと、ふくはうち」という節分のおなじみの掛け声。季節の変わり目の健康祈願や厄除けの行事ですが、「ふくはうち」といったときに、誰かが入ってくる気配がない不思議…そんな発想からうまれたお話です。山からやってきた鬼の子と、牛やねずみとの出会い。にせものの「ふく」をやっつけて仲間たちの絆が深まります。節分の前後に読みたいお話です。3歳?6歳向き。
著者等紹介
正岡慧子[マサオカケイコ]
作家。広島県生まれ。広告代理店を経て作家となる。読み聞かせ活動、薬膳などの食養普及にも尽力
古内ヨシ[フルウチヨシ]
絵本画家。愛知県生まれ。10歳で油絵を始め、15歳で洋画家・白浜禎吉氏に師事。20歳で画家を目指して上京(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
68
不用意にも節分に人間の町に出かけてしまった鬼の子が、縁の下で「俺は福だ」という男に出会うお話。鬼の子が「こんなに うまいものは たべた ことがない」と言って、たべる豆がうまそうなので、娘も豆を食べたい、豆を食べたいと言うようになった。2016/01/31
マツユキ
16
図書館の節分特集から。山を降りて、人間の村に遊びに来た鬼の子は…。予想外の展開!悪者は誰か?!鬼が可哀想に思えてくる節分ですが、楽しく過ごせて良かったです。2023/02/08
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
10
保育所ぱんだ組おはなし会。来週は節分なので教室の前に鬼のお面や豆いれが用意されています。ぱんだ組さんたちは「鬼は怖くない」と言ってたけれど、どうでしょうね?今日は子どものオニのはなしだから怖くないよ、と読みました。子どものオニが美味しいと豆を食べているところに驚かれ、福の正体が分かった時には怒り、とても共有できた時間でした。2020/01/28
かぼちゃりん@花粉症はつらいよ
4
小5対象の読み聞かせのための下読み。テーマは節分。お話は悪くないけど、小5にはちょっと幼いよな~・・・(;^ω^)2014/01/11
miyu
3
読後、私「ふくは誰だった?」息子「黒い服の人!」私「黒い服の人ってだれ?」息子「どろぼう!」良く出来ました(笑)その後はちゃんと本当の『福』の意味を説明しておきました。4歳7ヶ月2018/02/04