出版社内容情報
裏千家茶道を学ぶ人、教える人必携のシリーズ。裏千家の七事式を完全網羅。カラー写真、詳細な解説、コラムなどで丁寧に解説。
茶の湯には点前を通して自身の心と体を鍛える「道」としての在り方が基本にあり、「七事式」はそれを極める手段として江戸時代中期に制定された修練法です。一座で花を入れ、炭をつぎ、香をたき、濃茶を練り、薄茶を点てる「且座之式」は、花月之式と並び七事式の中核をなすともいえる式です。亭主と客が一つの花入に順次花を入れる「廻り花之式」、炉の時季にのみおこない、炭手前の修練を目的として亭主と客が順次炭をつぐ「廻り炭之式」とあわせ、三つの式の流れと要点を、豊富なカラー写真とわかりやすい文章、イラストで詳しく解説。裏千家茶道を学ぶ人はもちろん、教える先生方にも役立つテキストです。
七事式について
且座之式(炉)
廻り花之式(風炉)
廻り炭之式(炉)
香包、重香合、聞香炉の準備
巴半田、筋半田の準備
且座之式 廻り花之式 廻り炭之式Q&A
早見表
【著者紹介】
阿部宗正 あべそうせい
茶道裏千家今日庵業躰
1931年仙台市に生まれる。1953年茶道裏千家今日庵入庵。現在、茶道裏千家業躰・社団法人茶道裏千家淡交会理事。業躰として講習会、研究会などを通じ、全国社中の指導にあたる。また、裏千家学園茶道専門学校で講師として実技・講義を担当。著書に『お茶のおけいこ裏千家茶道27~40巻』(世界文化社)、『利休道歌に学ぶ』(淡交社)。
目次
七事式について
且座之式(炉)(且座之式の決まり事;且座之式とは ほか)
廻り花之式(風炉)(廻り花之式の決まり事;廻り花之式とは ほか)
廻り炭之式(炉)(廻り炭之式の決まり事;廻り炭之式とは ほか)
且座之式 廻り花之式 廻り炭之式Q&A(且座之式(炉)早見表
廻り花之式(風炉)早見表 ほか)
著者等紹介
阿部宗正[アベソウセイ]
1931年仙台市に生まれる。1953年茶道裏千家今日庵入庵。現在、茶道裏千家業躰・社団法人茶道裏千家淡交会理事。業躰として講習会、研究会などを通じ、全国社中の指導にあたる。また、裏千家学園茶道専門学校で講師として実技・講義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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