用の美〈上〉柳宗悦コレクション―日本の美

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  • サイズ A4判/ページ数 175p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784418082070
  • NDC分類 750.87
  • Cコード C0072

内容説明

柳宗悦がその生涯をかけて蒐集した“美の世界”に親しむ。珠玉の名品を撮りおろした「民藝」決定版。

目次

第1章 器(漆器;陶磁器;沖縄)
第2章 家具・調度(家具;調度;アイヌ)
第3章 衣・裂ほか(衣;裂;編組)
第4章 彫刻・絵画ほか(彫刻;絵画;書)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tulip

22
原田マハ著「リーチ先生」に登場した柳宗悦のコレクション。 「美を意識して作られた物に良い物は少なく、用を主にした物にはるかに美しい物が多い」「見て美しく触れてよく、用いて更に愛が起こる」実用品でありながら職人の技が美しく、力強い品々を堪能。伊万里赤絵角徳利、鉄絵緑差割菊文徳利、工の集結した船箪笥や型染革羽織、おおらかな木喰仏、ユーモラスな大津絵も。2020/02/13

アズル

14
民藝について写真を見ながら美しさにうっとりしました。琉球やアイヌの民藝が素晴らしいです。2019/01/14

tama

9
図書館本 書架で偶然 「用の美」は高校生の頃から聞いてたが一向に興味なかった。でも年のせいかナポリタンよりかけ蕎麦を好むようになり、この本でも陶器(磁器より陶器)、大津絵などに目が行った。モノを掘り起こして再評価することは大事。でも、そのものを作っていた仕事への再評価は?そのものが使われていた作業形態が変わるのは世の宿命。そのものを作りだしてた仕事をどう守るかは?そこがなかったので骨董、愛玩物⇒投機対象、持っていることでの地位格付けにしかならなかったように思える。もののせいではない。2020/11/06

4
日本民藝に対する偏見が、自分の中でも少なくなり、その良さを認識しています。高高台の漆器の形が力強くてよい。(柳宗悦の名前はよく目にするのですが、よく知りませんでした。)2014/02/22

胡瓜夫人

1
アイヌの切り伏が素敵すぎる。2011/01/21

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